5/23、東京5R・3歳1勝クラス(ダート1400)に愛馬ルヴァンヴェールが出走します。
昇級戦の前走は6着に終わったルヴァンヴェールですが、内容的には見るべきところがありました。まず、序盤で後れを取ってしまったことについては、「クラス慣れが出来ていなかった」と言う面もありますが、それ以上に「中山ダート1200特有のペースが本馬には忙し過ぎた」と考えています。また、「脚質的に芝スタートに合わない」と言う問題もありました。
その点で、今走はダートスタートになりますし、距離が1400に延びることも本馬には確実にプラスに寄与してくれる筈です。また、前走が6着に終わったとは言え、上り3位の脚を使って、2着馬との差は僅か0.1秒でしかありません。加えて、未勝利戦を勝利に導いてくれた松山騎手に手戻りすることも、確実にプラス材料となります。
只、この時期の3歳ダート1勝クラスはクラスの選別が進んでおらず、化物級の馬が紛れ込んでいることが往々にしてあります。そう言う観点で今回の相手関係を見ると、先ずはタイキラッシュが頭1つ以上抜け出した存在と言うことが出来ます。更に、テンサイドカップ、メタルスパークまでは明らかに本仔よりも格上と見なせますので、ルヴァンヴェールとしては取り敢えず掲示板を目指して気楽に乗って貰えれば良いと思います。
個人的に、今走については結果を求めると言うよりも、1400への適性を見せて貰えれば価値があると考えています。自分としては本馬は体型的に短距離馬とは考えておらず、気性面を見ても距離は延ばせるものと思います。エスポワールシチーの産駒は短距離適性が強い様に思われがちですが、実際は「ダート1800の勝率が最も高い」と言うデータがありますので、余裕のある今のうちに色々な条件を試して欲しいところです。