5/30、愛馬ナショナルアンセムは東京1R・未勝利(ダート1600)に出走しました。前走と比較して競馬には参加することが出来ましたが、内容は全く伴わず13着に終わりました。
デビュー戦から3ヶ月の立て直し期間を設けての2走目でしたが、馬体重は-6Kgの438Kg。マイナス体重の時点で調整が順調では無いことが伺えましたが、パドックを周回する姿も踏み込みが浅く、一見して馬体も小さく見せていました。
それでも、前走が全く競馬に参加できていなかったのと比較すれば、スタートはそれなりに出ることが出来ました。しかし、行き脚は十分とは言えず、3角を12番手の後方で回り、それでも末脚が切れれば可能性を見い出すことも出来たのですが、それも見られず結局13着に終わりました。
公式サイトで公開された矢野師のコメントによれば、「今回はスタートから馬群に取りつき事が出来、直線まで頑張ってくれました。前走の芝レースより、今日のダートの方がフットワークも数段良かったです。最後は一杯になりましたが、直線で併せ馬になった時も伸びてくるかと思いました。」とのことですが、正直、文面ほどの前向きな内容は感じませんでした。
陣営は「芝よりもダートの方が良い」との判断で、「距離も長いので短縮する」とのことですが、このままダート短距離に転戦しても将来の展望が開ける予感は感じられません。速いペースに全くついて行けない状況が容易に想像出来ます。
ここまで十分なトレーニングを積んでこれなかったツケが廻って来た印象です。先々の見通しは相当厳しくなったと覚悟をせざるを得ないです。