今年も7月の会報にて2020年度のグリーンファーム募集馬が発表されました。取り急ぎ、自分用に簡易一覧表を作成しています。
※1 左端の番号をクリックするとnetkeiba.comの当該ページが開きます。
※2 右端の記号はファミリーNoです。
1 | ジャドールの2019 | ロードカナロア | 社台 | F5-d |
2 | オールドパサデナの2019 | キングカメハメハ | 社台 | F4-m |
3 | ナスノシベリウスの2019 | ハーツクライ | ハシモト | F1-o |
4 | マキシマムドパリの2019 | ハービンジャー | 社台 | F5-e |
5 | サザナミの2019 | ハービンジャー | 社台 | F2-f |
6 | アースサウンドの2019 | モーリス | ハシモト | F1 |
7 | ベアトリッツの2019 | モーリス | 社台 | F1-n |
8 | アースリヴィングの2019 | ルーラーシップ | 社台 | F13-c |
9 | ボーナスチャンスの2019 | ジャスタウェイ | 那須野 | F4-n |
10 | ジェシカの2019 | リオンディーズ | ノーザン | F8-f |
11 | ファニーストーリーの2019 | ドレフォン | 社台 | F2-n |
12 | ティアラトウショウの2019 | ドレフォン | ノーザン | F5-j |
13 | デザートオブムーンの2019 | マジェスティックウォリアー | 社台 | F4-r |
14 | シンギングセンセーションの2019 | イスラボニータ | 那須野 | F3-l |
15 | イブニングサンダーの2019 | イスラボニータ | 社台 | F5-g |
16 | マウントフジの2019 | ミッキーアイル | 那須野 | F21-a |
17 | エレンシアの2019 | ゼンノロブロイ | 那須野 | F9-f |
18 | ネオヴィクトリアの2019 | リーチザクラウン | ノーザン | F3-o |
19 | ウィズザフロウの2019 | オウケンブルースリ | ノーザン | F8-d |
各仔馬のファーストインプレッションについては、印象が新たな内に書き残しておきたいと思いますが、先ずは全体的な感想について記しておきます。
まず、募集馬の総数は19頭で、これは昨年から変わっていません。以前は、これに外国産馬1頭を加えて全体を切り良くしていたのですが、昨年は外国産馬の募集はありませんでした。今年も外国産馬の募集を見送るのであれば、最初から募集頭数をキリの良い数字にしても良さそうですが、半端になっていると言うことは、外国産馬の募集の目も残っているのかもしれません。
次に、全募集馬19頭の内で、グリーンFの過去の募集馬と縁故関係のある仔馬は12頭になります。個人的には「2020年グリーンFから募集して欲しい仔馬」にてピックアップした6頭の内から4頭が募集されており、取り敢えず安堵しているところです。特にクラブの貢献馬であるマキシマムドパリとサザナミの初仔が確保されたことについては朗報であり、クラブ側から牧場側へのプッシュが効いたものと思います。一方で、クィーンスプマンテ、ウィングドウィール、バウンシーチューンなどの産駒は今年もリストから漏れてしまいました。
一方で、19頭と少ない募集馬の中で、複数募集されている種牡馬が5頭もいるのは、バリュエーションの面で不満になります。リーチザクラウン、オウケンブルースリの様なマニアックな種牡馬がラインナップされている点は面白いのですが、反対に人気どころの種牡馬が少なく、華を欠いた印象が拭えません。キズナ、エピファネイア、ドゥラメンテ、あたりはキープして欲しいところでした。
あとは、リーディング上位の種牡馬はいても、「フェデリコテシオ理論」から見ると劣勢期に入った種牡馬が大半を占めている点が大いに気になります。具体的に、キングカメハメハ、ハーツクライ、ジャスタウェイは今年から劣勢期に入りますし、他にもロードカナロア、ルーラシップも劣勢期の種牡馬です。劣勢期であることが即NGなワケではありませんが、父系に似た産駒が出ないと言う点では魅力を欠いてしまいます。
最後に、今年も「特別提供馬」が居るか否かについてですが、居るとすれば「エレンシアの2019」である可能性が高そうです。只、もしそうであれば販促用途としては役不足である様にも感じます。マウントフジの2019であれば、早期応募を考えるだけ魅力があると思うのですが..。
コメント
こんにちは。ひーです。お疲れ様です。
募集馬の実馬見てからですね、字面の種牡馬が「このクラブ、ちょっとキャラ変えたの?」 となってますが、きっちり募集額は上がりますしねえ。喜ばしいことでもあるとは考えられますが、走る結果があからさまに見違えることはまずないはず。(悪いニュアンスではなくて) たぶん様子見に徹するのかな。
今年は様子見ばっかりですが、ハリウッドルビーとモントレージャックに決めました。ハリウッドルビーは要素的に罠っぽい馬なんですが(このクラブの傾向として、去年のスペラーレは同募集額で同じ社台、スクリーンの牝駒) 、動いてはいますし、牧厩舎多く使ってくれるらしいので。始動は焦らないでほしいと思います。ちょっと冒険枠です。
もう一頭のモントレージャック、馬体がやっぱり、見栄えはするんですよね… あと以前コメントして頂いた通り、立ち姿が急に魅力的になってはいますね。ちょっとでも楽しめれば。那須野の系列ということで、掘り出し物になってほしいです。失礼します。
最後に、アルジェンタータおめでとうございます。
ひーさま、コメントありがとうございます。
遂に今年の募集馬が発表されましたが、やはり今の時期が最も夢が膨らんで楽しいですね。言い換えれば徐々に現実が見えて来て、例年通りの期待度に収束して行くことになるんだと思いますが..。まぁ、それでもマキシマムドパリ・サザナミの人気馬2頭の募集に加えて、ナスノシベリウスと言うサプライズがあり、昨年以上のラインナップであることは疑い無さそうです。何せ、カナロア産駒やキンカメ産駒が霞んでしまう雰囲気に思えますので。
ハリウッドルビーとモントレージャックについては何れも良さそうな雰囲気ですね。やはりグリーンは様子見が最強なのかもしれません。自分はローズボウルに早りましたが、そこを我慢出来ていたらハリウッドルビーを選んでいた様に思います。11/26の動画で後肢の外向が如何しても気になってしまい候補から外したのですが、その後の育成状況を見ると心配は杞憂に終わった様に思えます。
一方、モントレージャックは「安定の那須野産牡馬」と言うのが何よりも大きいのですが、可動域が微妙に狭目に見える点だけは気になります。もっとも価格を考えれば、気にすべきレベルではないとも思います。