2020年度グリーンF募集馬の価格予想

来週末には2020年グリーンF募集馬の募集価格が発表されるものと思いますが、それに先立って今年もその予測をしてみたいと思います。ここで、予測ロジックは昨年と同じとし、端数の調整は個人的な匙加減を含みます。

※本予測は価格を当てることよりも、実際の募集価格との乖離額を確認することで、募集馬のプレミアム度を評価することが目的になります。

馬名 基本 牡牝 種付 人気 母馬 兄姉 端数 予想価格
ジャドールの2019 1000 200 800 0 100 200 0 2300
オールドパサデナの2019 1000 0 1200 0 200 -200 0 2200
ナスノシベリウスの2019 1000 0 800 0 100 200 0 2100
マキシマムドパリの2019 1000 200 350 0 300 -100 50 1800
サザナミの2019 1000 200 350 0 200 -100 50 1700
アースサウンドの2019 1000 0 400 0 200 0 0 1600
ベアトリッツの2019 1000 0 400 0 100 -200 0 1300
アースリヴィングの2019 1000 0 400 0 200 200 0 1800
ボーナスチャンスの2019 1000 200 300 0 -100 -100 0 1300
ジェシカの2019 1000 200 150 0 0 200 -50 1500
ファニーストーリーの2019 1000 0 300 0 0 200 0 1500
ティアラトウショウの2019 1000 0 300 0 -100 -200 0 1000
デザートオブムーンの2019 1000 200 180 0 100 -100 20 1400
シンギングセンセーションの2019 1000 200 150 0 0 200 50 1600
イブニングサンダーの2019 1000 0 150 0 0 -100 -50 1000
マウントフジの2019 1000 200 150 0 100 -100 -50 1300
エレンシアの2019 1000 200 60 -10 -100 -100 -50 1000
ネオヴィクトリアの2019 1000 0 100 -50 100 -100 -50 1000
ウィズザフロウの2019 1000 0 30 0 -100 100 -30 1000

全体を俯瞰して見ると、例年のグリーンF募集馬の募集価格帯と概ね同等の価格帯と思えます。今回の募集馬を従来枠にカテゴライズすると、概ね以下の様な感じではないでしょうか。

1.社台F高額枠(例年1~2頭)
  ジャドールの2019、オールドパサデナの2019

2.社台F格安枠(例年1~2頭)
  イブニングサンダーの2020

3.ノーザンF高齢枠(例年1頭)
  ジェシカの2020

4.ノーザンF格安枠(例年2~3頭)
  ティアラトウショウの2020、ネオヴィクトリアの2020
  ウィズザフロウの2020

5.那須野系高額枠(例年1頭)
  ナスノシベリウスの2019

6.那須野系格安枠(例年2~3頭・含む特別提供馬)
  エレンシアの2020

直近数年の成績を見ると、1の社台高額馬の地雷化が進んでいる点が懸念されます。一方で、3のノーザン格安馬が地味に勝ち上がっていて妙味があります。特にノーザン格安&西村厩舎のパターンは見逃せません。あと、那須野系生産馬は価格に関わらず牡馬の成績が安定していますので、押さえておきたい傾向です。

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