8/21、愛馬ルヴァンヴェールは新潟8R・1勝クラス(ダート1200)に出走し9着となりました。
3番枠スタートのルヴァンヴェールは綺麗にスタートは決めることが出来たことで鞍上は前に出して行きました。しかし、芝スタートでは外枠の方がやはり有利であり、加えて突出したテンの速度がある訳でもないルヴァンヴェールとしては、結局、内に閉じ込められる形で8番手からの競馬になってしまいました。
更に不運なことは展開が3ハロン35.1秒のドスローに落ちてしまったこと。それでなくても先行有利の新潟ダートでこれだけのスローになると、確実に前残りの展開になってしまいます。結局、4角を7番手で回ったルヴァンヴェールは内から進路の確保にも苦労して、末脚を伸ばすことも無く9着に終わってしまいました。
新潟ダートのコース特性から、少しでも上の順位を目指すのであれば、前から競馬を意識する必要があり、そう言う意味で鞍上の選択は理解ができます。
只、前走で先行してハイペースに巻き込まれて大敗したレース内容を受けて、竹内師は「今日のレースを見ると、もう少し短い距離で差す競馬を覚えさせた方が良いかと思います。」とコメントし、鞍上の松山騎手は「馬ごみに入ると他馬を気にして耳を絞ったり、力んで走ってしまいます。現状は、揉まれずにレースを運んだ方が結果が出せるかもしれません」とコメントしています。
これに対し、今走の内容では内で揉まれた上に脚を溜めることも出来ず、差す競馬を教えることも出来ていません。育成と言う観点で見たときに「課題を以て臨んだレース」と言う感じは全く受けませんでした。
まだ3歳で焦る必要なありません。先ずは現級で戦うためのスタイルが見いだせる様に、工夫をしたマネージメントを期待したいところです。本当に差す競馬を教えるつもりであれば、中山ダート1200を待つのが良いと思います。