9/20、愛馬ルヴァンヴェールは中山8R・1勝クラス(ダート1200)に出走し、後方から伸びるも8着に留まりました。
ゲートはそこそこ出た様に見えましたが、徐々にポジションを下げて行き、結局12番手で3角を回ることになりました。これについて、竹内師のコメントを読むと、「スタートは五分でしたが、直ぐに寄られた為に進路を内側に取らざるを得ませんでした。」とのこと。只、自分の印象としては最初から鞍上は行く気が無かった様に見えました。
レース展望の時に書いたように、このレースは戦略的に悩ましいレースでした。レース内容を見る限り、陣営は他馬に揉まれることなく控えて、末脚を伸ばす競馬を教えたかったものと思います。但し、問題は内の3番枠に入ってしまったことで、控えるにしても最後方まで下げる形になったことは、苦しい形になってしまいました。
理想は2着に入ったグラドゥアーレのポジションでしたが、3番枠からあそこを取ることは難しかったと思います。只、それでも12番手と言うポジションは余りにも下げ過ぎであって、もう少し何とか出来た様に思えます。この辺りが、江田騎手がコメントしている「前半に力が入り過ぎている」と言うことなのかもしれません。もう少し楽に追走が出来るようになって中段をキープすることが可能になれば、順位は上がってゆくと思います。
結局レースは江田騎手お得意の「今日も大外ぶん回し」の形になり、上り37.6秒で3位の脚で追い込みましたが、流石にポジションが後ろ過ぎて8着を確保するのが精一杯でした。「控えて末脚を伸ばす」と言う戦術を選択して、結果として早い上がりが使えたことについては、評価して良いと思います。また、外枠を引けていればポジションをここまで下げる必要も無く、着順も上がったと思います。そう言う点では運が無かったと思います。只、「大外ぶん回し」を選択した割には4角の出口で距離ロスをしており、これは本当に頂けない騎乗でした。8番の馬が邪魔になったのかもしれませんが、あれだけポジションを下げた以上、コーナーで引っ掛かってはシャレになりません..。このロスが無ければ、順位は2つ程度は上だったと思います。
今回のレースを陣営がどの様に評価しているのか不明ですが、個人的には控える競馬で一定の成果は得られたと思っています。外枠が引ければ掲示板の確保は出来ると思いますし、未だ3歳の牡馬ですから、地力を付けて行くのはこれからです。