GF出資馬の近況 2020/11/26

1.ルヴァンヴェール

美浦TCにて調整を続けています。笠松の地方交流戦に投票するも除外になったことから、改めて園田の交流戦(ダート1400)への投票が予定されています。また、これも除外された場合は中山1週目のダート1200へ向かうとのこと。個人的には中山開催の間はダート1200に出走を続け、「前崩れの展開を気長に待つ」と言うのが希望なのですが…。「気性面に難しい所のある」と言う話があることから「鞍上を固定して欲しい」と思うところで、地方の慣れない鞍上に乗り替わってしまうのは如何なものかと思ったりします。

2.ローズボウル

引き続き在厩のまま調整を続けています。2走目もキックバックを嫌がる問題点を克服できず、次走ではその対策が求められるところで、陣営はホライゾネットの着用と先行先を考えている模様です。11/26、美南Wにてホライゾネット着用で追い切りを実施して、5ハロンから67.5-53.8-39.6-12.6(一杯に追う)を計時しています。先ずは自己ベストを更新して来たことから、ホライゾネットによる悪影響も特に見られない模様です。そして何より、続けて使えることで体が鍛えられ、時計を縮めている点に頼もしさを感じずにはいられません。ここまでくれば、「スクミの懸念は払しょくできた」と考えて良いでしょう。

さらに、ラップに直すと13.7-14.2-13.5-13.5-12.6であり、テンから13秒台で入っている所に注目をしたいと思います。これまでの追い切りは入りが14~15秒台であったのに対し、テンからスピードに乗ってゆくことで、次はポジションを取る競馬を志向することを示唆しているかもしれません。

「もう1回追えば体制は整う」との判断から、次走は中山1週目のダート1800を目標にする様です。距離的に200Mの延長はプラスになると思いますので、あとは先行有利な中山ダート1800で、何処までポジションを取る競馬が出来るかが、ポイントになると思います。

3.ローラーコースター

年内のデビューに向けて美浦TCに帰厩しています。帰厩後の最初の追い切りはポリトラックで行われ、半マイルから54.3-39.4-12.4(馬なり余力)を計時しています。一般的とは言えないポリトラックでの追い切りになったことで、時計の優劣がサッパリ判らないのですが、伊藤師のコメントによれば「1本目にしてはまずまずの時計でした」とのこと。

個人的には追い切りでポリトラックを選択したことで、脚元の弱さを感じずにはいられません。更に、来週は芝で追い切る予定とのことから、如何にもまだ力が足りていない状況が伺えます。最近の芝中距離の新馬戦は頭数が少なく、美味しい状況が続いていますので、ここは調整ペースを上げて出走に漕ぎつけて欲しいと思います。

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