ラインオブフェイト
引き続き、阿見トレーニングセンターにて調整が続けられています。11月初の時点では、早々に帰厩して中山開催での復帰が目標に掲げられていたのですが、その後、左前に皮膚炎が発症し、これが快方に向かったところで、今度は右トモにフレグモーネを発症してしまいました。なんとも踏んだり蹴ったりな流れで、未だに帰厩が出来ていない状況ですが、陣営としても「ここまで来たら6か月の休養見舞金を貰った方が得策」との判断から、復帰を引き延ばすに至っています。
ここで改めて、本仔の経過を紐解いてみます。
・7/4 :福島・芝1200でデビュー
・7/10 :熱発。続戦を断念して放牧。
・9/10 :帰厩
・9/17 :右トモを痛めて歩様に乱れ。再放牧。
・11/12:入厩直前に皮膚炎を発症。
・11/26:右トモにフレグモーネを発症。
こうして見ると、単に「運が無い」と片付けるよりは「体質的に弱い」と考えた方が腑に落ちる気がします。思い返せば、本仔への出資を検討する際に、「テシオ理論の基礎体力値が42%と低いこと」が懸念材料としてあったのですが、これが顕在化してしまった印象です。なんとか、成長と共に体質が改善されることを願いたいところです。
ここで、「6か月の休養見舞金を申請する」と言うことは、事故の起点は7/10の在厩時の熱発となり、ここから起算して6か月ならば、復帰戦は年明けの1/10以降でなければなりません。これを見据えて、田島師からは来週にも帰厩させる方針が示されました。「3度目の正直」どころか、既に4回の頓挫を経た本仔ですので、今度こそは順調に復帰戦に向かえる様に祈っています。