2/14、YGGの出資馬ラインオブフェイトが東京1R・未勝利(ダート1300)に出走します。前走で2着となるも勝馬とは5馬身の差を付けられた本仔ですが、Target-JVの補正タイムでは「99」を記録しており、「未勝利戦を勝ち負け出来る所まで地力は付いた」ことを示しています。
そんな分析もあってなのか、現時点で単勝3.6倍の1人気に推されており、馬単・三連単の売れ方から見ても、このままオッズ3倍台前半の1人気でレースを向かえることになりそうです。
個人的にも本仔の勝ち上がりは「もはや順番」だと思っていますが、本レースに関しては人気ほどは強気になれません。東京ダート1300は先行馬が絶対有利のコースに対して、15番枠は決して好枠とは言えません。出来れば真ん中より内側が欲しいところでした。
一方で、100Mの距離延長は本仔にはプラスに働くと思っています。前半のスピードの乗りが今一つの本仔からすれば、中山ダート1200の超絶忙しい序盤よりは楽に競馬が出来る筈です。また、芝スタートよりもダートスタートの方が合いそうです。
只、やはり問題は外枠です。このレースは有力馬に先行馬が揃っており、これらを相手に外枠から1列目を奪うのは厳しいと考えられ、必然的にこのレースは2列目からの競馬が前提になると思います。あとは、前が潰れる展開を期待しつつ、直線で外に出して末脚で勝負する形が有力です。即ち、今回は1人気に推されながら、自ら競馬を作ることは出来そうもありません..。
もっとも、「このレースはハイペースになる蓋然性が高い」と予想できますから、「開き直って末脚勝負で決め打ち」で良い様に思います。前述した通り、本仔の勝ち上がりは「順番の問題」と考えれば、本レースで無理な競馬をする必要は無いと思います。