1.ローラーコースター
4/3、中山1R・未勝利(ダート1800牝)に出走するも、ダート適正を全く感じさせない内容で11着に終わりました。レース後も脚元に問題は無く、既に軽目の乗り運動を開始している模様です。伊藤師のコメントによれば「ダート戦での走りが一息でしたので、次走は芝レースへの出走を考えています」とのこと。
ここまで来てしなったら、どの様な計画でレースを選択して行くかが重要ですから、行き当たりばったりではなく、計画的に最善を尽くして貰わなければなりません。
2.アレグロモデラート
ノーザンF空港にて、引き続き育成が続けられています。現在のメニューは「坂路を週4回、内3回が2本」の内容で、ペースは16-16で乗られています。ペースこそ16-16で変わりませんが、前回更新よりも本数が大幅に増えており、順調に運動量が増えつつあります。また、今回は坂路調教の動画が公開されましたが、頭を低くリズミカルに動かしながら、真っすぐに登坂する姿が個人的にはかなり好印象を受けました。
馬体重は446Kgで前回から増減はありません。しっかりと乗り込みながらの体重キープですので、これも評価出来ると思います。牧場スタッフのコメントによれば、「ここにきてずいぶん良化を見せてきており、メニューにメリハリを付けつつ乗り込んでいきます。」とのこと。
3.スズナミ
3/31、無事に美浦TCへの移動を完了。熱発などのトラブルもなく、トレセンの環境にも早々に順応して、ゲート練習を中心とした調整が開始されています。現在はゲートの通過や扉を閉めての駐立、機械開けまで進んでいるとのこと。林師のコメントによれば、「母の正確に似て繊細で神経質な面を見せているので、一気に詰め込むことはせずに、馬と相談をしながら強弱をつけていきます」とのこと。
スズナミはスタイルも馬格も母サザナミに大変よく似ていますが、気性面でも類似するものがあるようです。只、サザナミはスイッチが入ると一段ギアの上がる走りを見せてくれましたが、決してゲートに難のある馬ではありませんでした。ここは程よく母の様な疳性を受け継いで貰えれば、良い方向に出ると思います。
4.ヴァロンダンス
ノーザンF空港にて引き続き育成が行われています。現在の運動メニューは週5回の坂路入りを行い、内2日は2本を登坂しています。前回更新と比較して、確実に運動量が増えています。牧場スタッフのコメントによれば、「坂路では16秒ペース中心に乗り込んでおり、2本乗る日には2本目に15秒ペースを消化しています。15秒ペースを乗り出した後も馬体は維持できています。」とのこと。宗像師との話し合いでは、このまま進められれば、6月の移動を視野にいれる模様です。
現在の馬体重は427Kgで、乗り込みながらキープは出来ていますが、出来ればもう少し厚みが出て欲しいところです。また、坂路の動画が公開されましたが、微妙に左右に振れる様にも見えることから、まだ力強さに欠けるところがあるのかもしれません。
5.ダイヤモンドフジ
エクワインレーシングにて引き続き育成が進められています。現在の運動メニューは週2回の坂路入りを行い、15-15の強目で乗り込まれています。坂路の傾斜が不明ですが、現時点で15秒まで進んでいるのは、他の牧場と比較して進捗が早い印象です。
場長のコメントによれば、「スピードに乗るとハミをしっかり取って、良い動きで登坂出来ていますので、このペースを維持して進めて行きます。」とのこと。公開された坂路の動画を見ると、シッカリと走れている印象ですが、併せた馬と比較すると頭の位置が若干高い様な気もします。