GF出資馬の近況 2021/5/6

1.ルヴァンヴェール

5/9、東京6R・1勝クラス(ダート1300)への出走が確定しました。好走歴のある東京コースに舞台を戻して、前進が期待されるレースになります。鞍上は引き続き江田騎手が継続騎乗されます。

5/5、美南坂で最終追い切りを実施して、52.5-38.0-25.5-13.3(一杯に追う)を計時しています。ラップに直すと14.5-12.5-12.2-13.3。ラスト1ハロンを12秒台で上がれていれば完璧でしたが、それでも全体時計の52.5秒はこの日の美浦の7番時計であり、仕上がり状態が良好であることは疑いありません。

竹内師のコメントによれば「先週しっかりと負荷を掛けましたので、今週は終い余裕残しで、息を整えています。精神面での成長が見られ、今回は乗り込み量を増やして調整を行うことが出来ました。」とのこと。この時計を余裕残しで出せたのであれば、期待してレースを待つことが出来そうです。

2.ローズボウル

再来週の東京ダート2100を目標に美浦TCにて調整が続けられています。5/5、美南Wで追い切りが行われ、71.2-55.6-41.2-13.9(位置8, 馬なり)を計時しています。然して目立つ時計ではありませんが、これはレースがまだ先であることと、スクミをケアしたことに因るものと想像しています。また、抑えたと言え、トラックの外目を走っての時計ですし、未勝利の僚馬を1.2秒追走して導入を果たしており、内容的には十分に見所がありそうです。

林師のコメントによれば「調教タイムはそれほど速くありませんが、最後まで抑えるのに苦労するほど手応えも良く、順調に状態を上げています。牧場でしっかりと乗り込んでもらったおかげで、スクミも気にせずバリバリ乗り込めており、体質も強化されているように思います。」とのこと。慎重に調教を進めて頂けていることが伺える内容で頼もしく思います。

あとは、そろそろ鞍上の選択が気になってきました。恐らく、既に固まっていると思うのですが..。

3.ローラーコースター

5/1、新潟開催での出走に向けて、美浦TCに帰厩して来ました。5/5、美南坂で実施して、55.9-42.1-27.9-13.8(馬なり)を記録しています。帰厩後1本目の追い切りと言うこともあってなのか、時計自体に見るべき所はありません。伊藤師のコメントによれば「現状の仕上がり状況をメインに単走で確認したので、調教タイムは速くありませんが、帰厩後の馬体は、放牧前と比べるとボリュームアップしています。」とのこと。

目標レースについては「来週以降の新潟・芝2,000㍍を本線に、想定を見ながら考えていきます。」とのことですが、新潟の芝2000となると、5/15の牝馬限定戦より候補レースがありません。しかし、今週の追い切り時計を見てしまうと、来週までに仕上がるものか、不安を感じずにはいられません。

また、芝2000を選択する根拠についても説明が欲しい所です。新潟の芝1800(外)と芝2000(内)では全く適性が異なります。敢えて芝2000を選択したのか、単に開催が先の牝馬限定戦を選んだのか..?

確かにこれまでの2走は4ターンの競馬でしたが、先行力に不安のある本馬としては、末脚で勝負できる新潟外回りの方が適性がある様にも感じます。また、東京でも芝1800~2000の番組は設定されていますので、新潟に拘る根拠も薄いと思います。特に今走は積極的な競馬の出来る鞍上の手配をして頂きたく、鞍上確保を優先した番組選択も有り得ると思います。

4.アレグロモデラート

ノーザンF空港にて引き続き育成が行われています。5/4、武井師が現地訪問されて本仔の状態を確認されました。師のコメントによれば「坂路調教はハロン15秒まで進んでおり、ここにきて一段と動きも良くなってきているようで、スタッフの評価も上がっていました。」とのこと。脚元にも問題はなく、このまま順調に進めば、7月~8月に入厩出来る模様です。

武井師は頻繁に現地を訪問されて本仔の様子を確認して頂いており、期待度の高さがひしひしと感じられて、出資者としても期待感が高まります。

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