5/15、新潟3R・未勝利(芝2000内)にローラーコースターが出走します。本馬については、デビュー戦が1番枠からの消極的騎乗で競馬にならず、2走目は適性の欠いたダート戦に使われて、未だにまともな競馬をが出来ていません。適性も不明ならば気性的な問題があるのか無いのかサッパリ判らない状況です。
この様に、本馬については厩舎サイドに戦略性が全く感じられない所が大いに不満なのですが、今走は芝に戻した上で200M距離を延長して来ます。但し、これは適性を考えての距離延長と言うよりは、距離短縮を選ぶには節が足りないことがその理由と想像されます。そう言う意味では、ここで権利を確保して次走は真に狙った条件で走らせてあげたいところです。
しかし、本馬に運が無いのか、デビュー戦に続いて1番枠を引いてしまいました。今の新潟競馬場は内側の傷みが激しく、まともに走れる状況ではありません。特にラストの直線は外に出す方が有利ですので、この1番枠スタートは不利と言わざるを得ません。作戦的には逃げる位の勢いで先手を取って、馬場の良い所を走らせるのがベストである気がしますが、如何せん本仔の脚質が不明なため作戦を想定することが出来ません。
一方で、このレースの最低限の目標として「前走で負ってしまった1アウトを消すこと」を忘れてはなりません。そう考えると、無理に逃げて脚を使い果たすと大敗までありますから、そこは絶対に避けなければなりません。
この辺り、相当悩ましいところですが、師のコメントを読んでも作戦的な所は全く見えて来ません。何を考えているのか、何も考えていないのか、サッパリ判らない厩舎です。追い切りの本数も正直言って足りていない印象ですし、自ら仕上げる意思があるのかも疑問を感じずにはいられません。