2020年グリーンF募集馬の自分流テシオ理論再評価

先日、こちらで公開した自分流のテシオ理論ですが、これを用いることでこれまでの評価結果から変化が生じるケースがあります。そこで今回は、過去に公開した「2020年グリーンF募集馬のフェデリコテシオ理論評価」に対して、自分流テシオ理論を適用した場合の変化内容についてまとめておくことにします。


1.ナスノシベリウスの2019

優先祖先 :FortinoⅡ(活性値7)
基礎体力値:32%

特に変更点はありません。優先祖先が牡馬で活性値が7と高いところは評価が出来ますが、世代の深い点は減点材料です。

2.ジャドールの2019

優先祖先 :Vice Regent(7)
基礎体力値:51%

特に変更点はありません。故障により募集中止になりました。

3.アースサウンドの2019

優先祖先 :モーリス(7)
基礎体力値:63%

特に変更点はありません。優先祖先が父馬で、活性値も高いところは、自分流では高評価になります。

4.サザナミの2019

優先祖先 :Green Desert(8)
基礎体力値:56%

特に変更点はありません。優先祖先がMAX活性の牡馬であることから、自分流テシオ理論では高評価になります。

5.アースリヴィングの2019

優先祖先 :判定不能→Cherokee Dame(1)
基礎体力値:52%

優先祖先が「判断不能」から母系のCherokeeDameに確定します。基礎体力値に変更はありません。残念ですが死亡により募集中止となりました。

6.シンギングセンセーションの2019

優先祖先 :シンギングセンセーション(6)
基礎体力値:70%

特に変更点はありません。優先祖先が競争実績の無い牝馬であり、活性値も高いとは言えません。基礎体力値は優秀ですが、優先祖先については今一歩の評価になります。

7.ティアラトウショウの2019

優先祖先 :マイケイティーズ(4)
基礎体力値:67%

特に変更点はありません。優先祖先が競争実績の無い牝馬であり、活性値も4と低調です。基礎体力値は優秀ですが、優先祖先については残念な評価になります。

8.ウィズザフロウの2019

優先祖先 :オウケンブルースリ(5)
基礎体力値:29%

特に変更点はありません。優先祖先の活性値は5ですが、父馬である点が自分流では好評価になります。只、基礎体力値が低い点は残念です。

9.ネオヴィクトリアの2019

優先祖先 :Baldski(8)
基礎体力値:48%→72%

母ネオヴィクトリアの活性値がドルメロ流では0活性でしたが、自分流ではMAX活性の8となり、基礎体力値が大幅に改善します。優先祖先もMAX活性の牡馬であり、自分流テシオ理論では総合的にで高評価となります。

10.イブニングサンダーの2019

優先祖先 :イブニングサンダー(3)→イスラボニータ(7)
基礎体力値:44%

優先祖先が母イブニングサンダーから父イスラボニータに変わりました。優先祖先が父馬で活性値も高いことから、自分流では好評価に変わります。只、基礎体力値が平均値に届かない点については変わらずで残念。

11.マキシマムドパリの2019

優先祖先 :Highest Honor(8)
基礎体力値:41%→65%

自分流テシオ理論では、3代母アドマイスの活性値が0→8に変更される結果、基礎体力値が大幅にアップしています。優先祖先がMAX活性の牡馬である点も自分流では好評価であり、総合的に高評価できる募集馬になりました。

12.オールドパサデナの2019

優先祖先 :Buckpasser(6)→Sex Apeel(2)
基礎体力値:63%

優先祖先を5世代目までに制限した結果、優先祖先がBackpasserからその仔Sex Apeelに見直されました。優先祖先が競争実績の無い牝馬で活性値も低いことから、評価が下がってしまいました。

13.ジェシカの2019

優先祖先 :トニービン(7)→ダイナカール(3)
基礎体力値:57%

通常ならば、優先祖先が牝馬に変わったことで、評価は減点になりますが、本例は代わったダイナカールもG1馬であり、実績的な見劣りはありません。只、活性値が3に下がる点はマイナス材料です。

14.ファニーストーリーの2019

優先祖先 :ファニーストーリー(6)
基礎体力値:70%

特に変更点はありません。高い基礎体力値を示しますが、優先祖先が牝馬である点は残念です。

15.エレンシアの2019

優先祖先 :Soviet Moon(5)
基礎体力値:54%

特に変更点はありません。テシオ理論的には特段の妙味は見出せません。

16.ボーナスチャンスの2019

優先祖先 :Baya(4)→Raise a Native(8)
基礎体力値:54%

優先祖先が牝馬のBayaから牡馬でMAX活性のRaise a Nativeに変わりました。自己流テシオ理論の評価としては大幅な改善になります。

17.ベアトリッツの2019

優先祖先 :ベアトリッツ(8)
基礎体力値:57%

変更点はありません。優先祖先がMAX活性である点は好評価が出来るのですが、牝馬で競争実績も2勝クラス止まりとなると、高評価には至りません。

18.デザートオブムーンの2019

優先祖先 :グラッブユアハート(2)
基礎体力値:50%

変更点はありません。優先祖先が牝馬ですが、重賞4勝のグラッブユアハートであれば不足はありません。只、活性値が2と低い点は減点材料になります。

19.マウントフジの2019

優先祖先 :マウントフジ(2)
基礎体力値:58%

変更点はありません。優先祖先は母マウントフジですが、牝馬で競争実績も目立つものではなく、活性値も低いことから、自分流テシオ理論の評価としては低調です。

おわりに

テシオ理論を自己流ロジックに切り替えた結果、下記の4頭は評価が著しく改善する結果になりました。

9.ネオヴィクトリアの2019
10.イブニングサンダーの2019
11.マキシマムドパリの2019
16.ボーナスチャンスの2019

ここで、マキシマムドパリの2019を除く3頭については現在も募集中であることから、出資判断に再考の余地があるかもしれません。

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