6/27、札幌5R・新馬戦(芝1200)にて愛馬スズナミのデビューが決定しました。母サザナミに似て小柄に出た本馬ですが、ここまでの育成が順調に進み、期待以上の6月デビューを果たすことが出来ました。そう言う意味では、「今回は無事に回って来て貰えるだけで充分」と思うのですが、一方で、母の様な勝負根性を見せてくれることを期待せずにはいられません。
デビュー戦の舞台として札幌・芝1200をチョイスした陣営の判断については、自分はベストの判断をして頂けたと思っています。「本馬はまだ小柄でパワー勝負は避けたいところ」と考えれば、平坦な札幌のコースには適性があると思われますし、洋芝の割にはスピードの出ている本開催の馬場コンディションも味方をしてくれると考えています。そして何より、滞在競馬で輸送減りの心配の無い点が、本馬には大きいと思います。
作戦的にはスローペースが予想されることから、出来るだけ先行したいところです。母が得意とした様な、好位から差す競馬が出来ればベストですが、行ける様なら行ってしまっても良いと思います。土曜日の同コースの新馬戦で、鞍上の小沢Jは-3Kgの減量を生かして、先行策から不人気馬を2着に粘り込ませる騎乗を見せており、本レースでも同じ乗り方をして貰えればOKです。間違いなく、-3Kgの斤量差は大きい筈です。
最後に、ハービンジャー産駒で短距離適性が疑問視されることについては、「本馬は母系似であって短距離適性は十分」と見ています。何より、母サザナミがデビューした時分も、ディープインパクト産駒で短距離で活躍した馬は数頭でしたから、その点での心配はしていません。