明日にでも2021年度グリーンF募集馬の先行募集の結果が発表されるところまで来たところで、今年も募集馬の馬体重フォローをして行きたいと思います。
やり方はこれまでと同じく、「一口馬主DB」にて提供される「馬体重成長シミュレーション」を用いて各募集馬のデビュー時の馬体重を予測します。なお初回の馬体重の計測日は2021/8/13としてシミュレーションを実施しています。
8月13日 | |||
実測値 | 予測値 | 乖離度 | |
ナスノシベリウスの2020 | 453 | 516 | 14% |
ウイングドウィールの2020 | 464 | 506 | 9% |
アースリヴィングの2020 | 427 | 498 | 17% |
ウォッチハーの2020 | 525 | 534 | 2% |
ペディクラリスの2020 | 430 | 448 | 4% |
アンナモンダの2020 | 395 | 438 | 11% |
リーチコンセンサスの2020 | 433 | 470 | 9% |
ファイブスターの2020 | 455 | 484 | 6% |
アーヴェイの2020 | 460 | 502 | 9% |
エメラルドスターの2020 | 436 | 476 | 9% |
ベアトリッツの2020 | 406 | 464 | 14% |
ラヴアズギフトの2020 | 451 | 506 | 12% |
ツルマルオトメの2020 | 425 | 452 | 6% |
ジェラテリアバールの2020 | 470 | 516 | 10% |
ミラクルレジェンドの2020 | 451 | 466 | 3% |
ディスカバージャパンの2020 | 460 | 478 | 4% |
エイシンバンバの2020 | 478 | 512 | 7% |
スリールドランジュの2020 | 388 | 440 | 13% |
シルバーフォーの2020 | 405 | 462 | 14% |
本結果を一見しての感想としては、「例年の様な明らかに小さい仔馬がいない」と言う点です。むしろデビュー時の予測体重が500Kg超と予想される適当なサイズの募集馬が多数を占めています。現在の馬体重が395Kgと最も軽いアンナモンダの2020についても、デビュー時の予想体重は438Kgありますので、順調に育ってくれれば悲観するレベルではありません。
一方で最も注目を集めるのはウォッチハーの2020の馬体重でしょう。現時点で馬体重が525Kgあり、巨大化のリスクが懸念されるところですが、デビュー時の予測体重は534Kgで、これに収まれば十分許容範囲と眼が得られます。
只、如何しても比較してしまうのが、同じくノーザンF生産馬で2018年に募集されたノルトシュライフェでしょう。ノルトシュライフェの募集時の馬体重は520Kgで、デビュー時の予測体重は516Kgと許容範囲でしたが、結果は中間で600Kgに迫るなど巨大化に至り、脚元に負担の掛かる状況になってしまいました。
ウォッチハーの2020については馬体重の推移を様子見しながら出資判断をしたいところですが、予想人気順位は上位に位置しており、のんびりとした様子見は許されない感触です。