GF出資馬の近況 2021/9/24

1.ローズボウル

9/19、中山8R・1勝クラス(ダート2400)に出走して3着でした。レース後も脚元に問題は出ておらず、3歳の夏を越して馬体も随分シッカリとしてきた模様です。この状態ならば続戦も可能とのことで、スクミをケアして十分に使えなかった姿は過去のものとなりました。

林師のコメントに依れば「次走は新潟2週目のダ2,500㍍を目標に、在厩で調整を進めていきます。例年頭数も少なく競馬はしやすいと思うので、次こそ勝ち負けの競馬をしてくれることを期待しています。鞍上は引き続き、武藤騎手を予定しています。」とのこと。

新潟ダート2500は開催の少ない番組ですが、個人的にはスターリーパレードが同じく3歳秋に2走してお小遣いを稼いでくれた懐かしいレースでもあります。当時のスターリーパレードは1勝クラスでは1パンチ足りない状況でしたが、それでも4着~3着が確保出来た様に、メンバレベルの低い番組でした。

現在のローズボウルは当時のスターリーパレードとは比較にならない程レベルは上ですので、今度こそ必勝態勢で臨むレースとなる筈です。

2.スズナミ

復帰戦に向けて美浦TCに帰厩しています。目標レースは東京の芝1400とすることが示されています。9/23、美南坂にて追い切りが行われ、54.3-38.8-25.1-12.6(一杯に追う)を計時しています。併せた僚馬には後れを取った様ですが、帰厩後1本目の時計としては決して悪くない時計ではないかと思います。ここから、ラスト1Fが12秒前半に詰められれば、十分に仕上がったと言えるでしょう。

林師のコメントによれば「馬体は大きくなっていませんが、飼い葉はしっかり食べています。馬体重を気にしすぎて調教をセーブすることなく進めて行きます。」とのこと。

3.ヴァロンダンス

10/2の中山・新馬戦(芝1600牝)でのデビューに向けて、在厩で調整を続けています。9/23、美南Wで追い切りを実施して、86.1-69.6-53.9-39.1-12.1(馬なり)を計時しています。始めてはいったコースに戸惑いを見せた追い切りだった様ですが、その割に充分見所のある時計が出ていると思います。特にラスト1Fを馬なりのまま、12秒手前まで出ている点は評価が高いと思います。

宗像師のコメントに用れば「来週も馬場でしっかり追い切ってレースに臨みたいと思います。デビュー戦の鞍上については、ゲート練習や調教に跨がっている丸田君に依頼しました。」とのこと。新馬戦の鞍上については、本馬が宗像厩舎に預託された時点でリーディング上位騎手の手配される可能性が低いことは想定の範囲です。

4.ダイヤモンドフジ

9/18、中京・新馬戦(芝1200)にて不良馬場の中でデビューを果たし、末脚のキレから2着を確保する好走を見せてくれました。宮本師のコメントによれば「レースを走って気持ちが昂ぶっていたのか、帰りの馬運車の中でテンションが上がってうるさい面を見せました。ただ、怪我などはありませんでしたので、次走に向けて進めて行けそうです。」とのこと。

レースを経験して脚元に問題はなく、続戦が可能な点は高く評価したいところです。目標レースは来週以降の1200~1400とのことなので、ここは前回ブログに書いた通り、来週の中京・未勝利(芝1400)を狙って欲しいと思います。

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