ここまで3体のガンプラを作って来ましたが、この辺りで違うものも作ってみたい誘惑にかられ、今回制作したのがジャガーノート。今秋アニメで2期が放送される「86(エイティーシックス)」に登場する有人の無人機(無人と言う建前で実は有人の兵器)です。初回生産限定の特別短編小説が付属していました。
本モデルのバージョンはメインキャラのシンが搭乗する機体で、兵装には近接戦のための高周波ブレードを装備しているのが特徴です。本機のバックグラウンドは、最前線で捨て駒同然に扱われる部隊であることから、使い込まれた機体を想定して仕上げました。只、汚く見えることは無い様に、過度なウェザリングには注意をしています。
制作したモデルはバンダイのHGに分類される製品ですが、HGのガンプラと比較すると、楽に完成することが出来ました。尤も、付属の支援メカやシンとレーナのミニュチュアの塗装は諦めてます。(年寄りにあんな細かい彩色は無理過ぎます..。)
部分塗装は高周波ブレードの刃先と脚回りをメタリック塗装したのみ。暗色部はウェザリングカラーのマルチブラックでウォッシュイング。その後、サンディウォッシュで全体に薄い砂汚れを施しました。
更に、ウェザリングマスターを試用して、リベット周辺に錆色を施し、リベット頂点と外装のエッジ部はすす色で汚しました。滑腔砲はシルバーを用いてエッジの強調を行っています。
今回はウェザリングマスターを使って作業を簡略化したことで、比較的短時間で完成することが出来ましたが、その割には写真映えのする機体に仕上がったと思います。もっとも、これはモデル自体の造形の良さが大きいのですが…。
次回は同じく「86」からレーナさんのモデルを制作することを考えています。