10/2、出資馬ヴァロンダンスが中山5R・新馬戦(芝1600)にてデビュー戦を迎えます。約2倍の競争率を潜り抜け、狙ったレースの出走権を確保することが出来ました。
新馬戦なので相手関係は不明ですが、本仔自身の調教時計には見るべきものがあり、新馬戦から十分に力を出せる状態に仕上がっていることが伺えます。本仔の場合、育成段階の馬体重が410Kg台でしたので、本番の馬体重は400Kg前後で出て来ることが予想されます。恐らくは、続けて使うことは困難と考えられ、1戦1戦を大切にすることが求められます。
ここで、今走のポイントは1枠1番にあると思います。中山芝1600は2角を有利に回ることが出来ることから、明らかに内枠有利のコース形態ですが、最内枠だけは難しいところがあります。上手くスタートを決めて、距離ロスなく先行集団を確保することが出来れば、1番枠が極めて有利に働きます。
一方で出遅れてしまうと、前に入られて最後方まで下げられるリスクがあります。その上で新馬戦特有のスローペースに陥ると、後方待機馬にはノーチャンスとなりますから、ここは何としても、中段より前で競馬が出来ることを祈るよりありません。
現在の本馬のオッズは4.7倍の2人気ですが、3連単の売れ具合を見る限り、最終的に本馬が1人気に上がる可能性もありそうです。個人的に、出資馬が新馬戦で1人気に推されると、そこで勝てなくても当該馬は将来的に好成績を残すことが多いことから、本仔についても1人気に推されて欲しいと思っています。