10/31、東京5R・新馬戦(芝1800)にて愛馬アレグロモデラートが待望のデビュー戦を迎えます。陣営が2ヶ月も前から目標レースとして設定し、トップジョッキーを確保するなど、万全の態勢で準備をして来た成果を披露する時が訪れました。
これまでの調教の過程も申し分なく、美浦TCのウッドコースで新馬勝ちの水準時計を連発しています。特に終いを伸ばす形で好時計が出ており、上りの時計勝負には自信を持っていることが伺えます。それが、東京・芝1800と言う末脚の問われる舞台を選択するに至った事由と考えられます。
また、天皇賞当日の芝1800と言う有力馬が集うレースを選択したことについては、鞍上の確保もありますが、武井師の自信の裏返しでもあると考えられます。但し、流石に相手関係には良血が揃っており、1人気はダノンプラチナの全弟に当たるアスクヴィヴァユーに譲ることになりそうです。
ちなみに、現在の馬単および3連単の売れ方から推測すると、本馬は単勝4倍台の2~3人気に収まる見込みです。尤も、妙な人気に推されるよりも、プレッシャーなしに騎乗の出来る、この辺りの人気の方が良いかもしれません。
展開的には2角までが短い特殊なコースなので、内枠を生かしてスタートを決めて、コーナーで2~3番手のポジションを確保するのが理想的です。東京の芝は先週のAコースから今週はBコースに内柵が移動しており、内目の馬場状態も良好です。ロスなくコーナーを回って末脚勝負の形に持ち込めれば、あとは本馬の能力を信じるよりありません。