2021年募集馬の様子見リスト(2頭追加)

先日公開した2021年募集馬の様子見リストですが、早々に2頭を追加することになりました。1頭目はグリーンF募集馬のペディクラリスの2020。本馬は募集当初から上位の様子見対象としていましたが、作業ミスでリストから漏れてしまいました。
2頭目はDMMバヌーシ-募集馬のフォークロアの2020。こちらは先週、追加募集の告知があったことによるものです。


【グリーンF】

ペディクラリスの2020

■ポジティブ
関節の可動域の広さが際立つ。飛節も最後まで伸びる。筋肉の質感も良い。ルーラーシップ+キングカメハメハの配合はNIX。

■ネガティブ
馬格がもう少し欲しいが、芝馬と考えれば許容範囲か。厩舎の実績が少し足りないが、今年の成績はアップしている。母高齢だが前年は空胎。

■雑感
細かな懸念材料は認められるが、何れも許容範囲。出産時母年齢が17歳だが、これはテシオ理論的には2週目のMAX活性に相当。マイナス材料の少ない募集馬で価格とのバランスが取れている。


【DMMバヌーシー】

フォークロアの2020

■ポジティブ
貴重なアロゲート産駒の牡馬。成績を残せば種牡馬価値まで見込める。筋肉の質感が非常に良い。関節の可動域と飛節の伸びがもう一つかと思ったが、測ってみると基準をクリアしていた。脚が長いので、その分だけストライドは取れる。馬格のある点もプラス評価。何よりも矢作師が直接見て競り落としている点が高評価。

■ネガティブ
父アロゲートの種牡馬としての実績が目立たない。配合的に日本競馬への適正も不明。7500万円の高額募集で回収率は微妙。

■雑感
馬体については矢作師が直接見られており、素人が批評できる話ではない。日本競馬への適正は不明だが、最初から海外競馬への適性を見ている可能性があり、それはそれで良し。シスタリーラヴの20と同様、回収率は考えないロマン枠。

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