1.アレグロモデラート
ノーザンF天栄にて調整中です。1/22、武井師が牧場を訪問され、本馬の状態も確認されています。師のコメントに依れば「順調に調整が進んでおり、3ハロン40秒を切る調教もコンスタントに消化しています。」とのことで、予定通り2回中山の1週目の芝2000牝を目標とすることが確認されました。なお、注目の鞍上は横山武Jの継続騎乗が確保されており、陣営の勝負気配が伺えます。ここを勝てばオークス出走の目もワンチャン残りますし、そこを見越しての距離延長ではないかと夢想しています。
2.スズナミ
1/29、東京5R・未勝利(芝1800)への出走が確定しました。同条件の前走で11着に沈み、2ヶ月の放牧を挟んでの一戦になります。1/26、美南坂で追い切りが行われ、54.8-40.3-25.6-12.5(一杯に追う)を計時しています。これまでの最終追切はウッドコースで行われていたのに対し、今走は意図的に最終追いを軽めに終わらせた模様です。林師のコメントに依れば「先週の追い切りで出走態勢は整いましたので、今週は坂路コースで動きの確認程度の軽めの調整を行なっています。」とのことですが、デビュー前の僚馬と併せて0.4秒遅れている点には不安が隠せません。
また、相手関係を見ても明らかな上位が4頭存在することから、掲示板の確保も容易ではない状況であり、先ずは内容的な前進が確認できるかに注目したいと思います。具体的には、これまで先行するレースが出来ていないことから、先ずは後先考えずに先行させた上で、何処まで粘れるかを見たいと考えています。東京・芝1800は序盤のペースは緩めになることが多いことから、明確な指示があれば先行は可能と思います。
3.ヴァロンダンス
ノーザンF天栄にて調整が続けられています。なかなか硬さの抜けない本馬ですが、現在は坂路を14秒ペースで乗り込めている模様です。また、乗り込みながらも馬体重は450Kgまで増加しいることから、次走では一回り大きく成長した姿が見られるものと期待しています。
宗像師のコメントに依れば「今週末の検疫で戻します。中山開催の復帰を目標に、トレセンでの動きを見ながら具体的な番組を決めていきます。」とのことで、1/29に美浦TCに帰厩する予定です。戻して直ぐに使うのではなく、厩舎で1ヶ月準備してからレースに臨むと言う管理には好感が持てます。また、デビュー戦で好走した中山に向かうと言う判断もウエルカムです。馬体重的に本馬も軽い芝の方が合うと思うので、開幕週の芝1600を狙ってもらえれば、アレグロモデラートと2レース連続の出走になります。
4.ローズボウル
1/30、東京7R・1勝クラス(ダート2100)への出走が確定しました。挫石により出走をスライドさせた本馬ですが、僅か2週間の遅延で済んだことは僥倖でしたし、結果的に得意条件の東京ダート2100に向かえたことも結果オーライだと思います。陣営は1つ叩いてからの東京を本番と考えていた可能性もありますが、ここは1発回答を狙って欲しいと思います。
相手関係を見ると骨っぽい面子が揃った感がしないでもありませんが、本馬にとって1勝クラスは通過点の筈ですから、4度目の正直となることを期待しています。
5.ルヴァンヴェール
2/6の東京・1勝クラス(ダート1200)への出走を目標に、美浦TCにて調整中です。1/26、美南坂で追い切りが行われ、52.3-37.7-24.7-12.6(一杯に追う)を計時しています。ラストを12秒台で上り、全体時計も52秒前半ですから、相変わらず調教は良く動いています。
ここ2走で着実に結果を示しており、得意の東京コースを待っての今走は普通に馬券に絡めるところに来ていると思うのですが、問題は手の合う石川Jが確保出来ていないと言うこと。ぶっちゃけ、これだけの準備期間がありながら鞍上が確保出来ていないと言うのは、厩舎のマネージメント能力不足を露呈したものと考えざるを得ません。