2/19、愛馬スズナミが東京5R・未勝利(芝2400)に出走します。これまで、思うように自分のスタイルを確立することの出来なかったスズナミでしたが、漸く前走で、控える展開から末脚を伸ばす競馬が形になったことで、今後はその方向で戦う方針が示されました。
今走はこれを受けてのレースですが、ポイントは距離を一気に600M延長して2400Mに挑戦すること。この大幅な距離延長は「権利無しで続戦するため」と言う側面が大きいと思われますが、「これだけのチャレンジは後先の苦しくなる前に試してしまう」と言う点で、良いタイミングではないかと思っています。馬格の小さなスズナミにとって、序盤が緩む中長距離のレースは削られるリスクが減りますし、何より軽量であることは本質的に長距離に適性がある筈です。
これまでのレースを見た範囲ではスタミナの底は見えていませんし、気性的に制御できない問題も出ていません。血統的にも父ハービンジャー産駒は2000M超に適性を有することも含めて、チャレンジとしては充分面白いと思います。
ここで、見所はどの位置から競馬をするかだと考えています。スローペースが見込まれる東京・芝2400であれば、前目のポジションも取れると思いますが、優先すべきは末脚を溜めることなので、ポジションは考えずに脚を溜める様な気がします。前走の上りが34.2秒ですので、荒れた長い直線の外に出して、前走を上回る33秒台が出せれば、一定の成績は残せる様に思います。
先ずは掲示板を目指して結果を残してくれることを期待しています。