1.ラインオブフェイト
セグチレーシングSにて放牧を続けています。この中間も1800~2400Mをキャンターで乗られており、運動メニューに変わりはありません。具体的な秋の目標が示されていないことで、外厩サイドもペースアップを図るタイミングが掴めていない気がします。酷暑も峠を越して、飼葉の喰いも戻って来たとのことですので、そろそろ目標レースを示して欲しいところです。
2.ドライスタウト
故郷の下河辺牧場で放牧を続けています。7月末から乗り込みを開始して、約一か月が経過しましたが、馬体の問題は再発していません。8月中旬からは15秒ペースの強目も乗られており、長い故障から復活の目途が立った様に思います。牧浦師からは「そろそろ栗東近郊に戻したい」との要請があったとのことで、早ければ来週の便にてチャンピオンヒルズに戻る予定となりました。
具体的な秋の予定は示されていませんが、9月初にチャンピオンヒルズに戻り、そこから一か月で帰厩と考えると、10月中旬にはレースで使えるスケジュール感になります。恐らく、陣営の想定する当面の本命レースは11/12の武蔵野S(G3・東京ダート1600)ではないかと思います。もし、その前に1つ叩くとすれば、10/10に同条件で施行されるグリーンチャンネルC(L)が有力と予想します。
3.トレブランシュ
デビュー戦に向けて、美浦TCにて調整を続けています。8/24、2本目の追い切りを美南Wで実施して、85.6-68.6-53.6-38.6-12.3(位置7,馬なり)を計時しました。古馬1勝クラスの僚馬と併せ、0.6秒追走して同入を果たしています。全体時計は然して目立つものではありませんが、一杯に追って1Fを11秒台で上がることが出来れば、全体時計も見栄えがしてくると思います。
この辺りについて、稲垣師のコメントによれば「そんなに見劣りするような動きではなかったんですが、やっぱり最後の1ハロンがまだ切れないというか、だらけてしまう所がありますかね。」とのこと。やはり、「悪くないがラストが甘い」と言う評価の様です。
この結果を受けて、もう少し追い切り本数を増やす必要のあることと、スピード勝負を避けて1600でデビューさせたいことから、目標レースを中山1週目の芝1600に変更することになりました。馬格の無い本仔としては、軽い開幕週の芝の方が良いと思います。
4.レーヌドゥール
北海道のグリーンマイルTCにて育成を続けています。蹄鉄のトラブルにより本格的な乗り込みが行われておらず、この中間の運動メニューも3200Mのキャンターから変わりがありません。未だ強目を開始出来ていない点が何とも厳しい状況です。グリーンマイルでの調教過程に順調さを欠いていることから、先ずは美浦近郊まで移動させてしまった方が良いのではと思います。
5.キングスミールの21
北海道のチャンピオンズファームにて育成中です。先週より初期馴致が開始されましたが、眼球を擦ってしまうトラブルから、馴致が中止されています。眼球について、現在は回復して問題ないとのことで、改めて馴致が再開される見込みです。
コメント
コメント失礼します.
トレブランシュの馬格は7月,放牧先で460キロを超えていたので心配しなくても大丈夫だと思います.
最後の1ハロンの切れがない,と言われると開幕週のスピード決着に不安を感じました.
とはいえデビュー戦,その鞍上など楽しみの方が大きいです.
YGGの代表馬であるドライスタウトの復帰戦も心待ちにしています.復帰戦は馬券を買って応援したいです!
Lzさん、コメントありがとうございます。
トレブランシュは小さいイメージが強かったのですが、突然30kg増加してますね。 これならば、440kg台でデビューが出来るでしょうか?
個人的に、トレブランシュの適性はダートではないかと考えており、馬体重の増加は願ったりです。
9/11の入場券は押さえましたので、このまま順調にデビュー出来ればと思います。