1.グランデスフィーダ
9/24、中京1R・未勝利(ダート1800)への出走が確定しました。正直、新馬戦の結果だけで芝を見限る様なレース選択は、勝ちを急ぎの感もあって、如何なものかと思うのですが、それでも敢えてダートを選択してきた以上、最低限でも勝ち負けはして貰わなければ困ります。幸い、相手関係を見ると確証級はシゲルショウグンの1頭のみで、後はドングリの背比べです。陣営の見立て通りのダート適性があるのならば、結果は自然についてくる筈です。
変則開催の関係で、最終追切は月曜日に行われた坂路の時計となり、53.3 39.1 24.8 12.4(一杯に追う)を計時しています。ラストの時計の甘い所は気になりますが、本来の最終追切では無かった可能性も匂わせており、特に気にする必要な無い気がします。
2.グランベルナデット
山元TCに復帰に向けて調整が続けられています。既にリファビリのメニューは終了して、レースに向けての強目の乗り込みが開始されました。現在の運動メニューは坂路を13秒台で上がっており、手術前と比較してパワーが増している印象とのこと。
公式サイトの情報ではダート適性に言及されていますが、動画のインタビューを聞く限り、これは聞き手の先入観が強く表に出た内容であって、牧場スタッフの判断は飽く迄も「芝>ダート」と受け取れました。
3.ミスティックロア
チャンピオンヒルズにて乗り込みが続けられています。現在の運動メニューは坂路で13秒台が乗られていますが、厩舎長のコメントに依れば、まだ馬体の厚みが不十分とのこと。只、体高のある仔なので、比較して薄く見えてしまう面はあるのではと思います。
出来ればゲート試験だけでもクリアしておいて欲しいところですが、入厩は体が出来てからとなると、まだまだ時間を要しそうな雰囲気です。もっとも、Arrogate産駒に出資した時点で晩成傾向は覚悟の上でしたから、「年明けのダートの番組が増えてからのデビューでも遅くはない」と割り切るべきなのでしょう。