YGG出資馬の近況 2022/9/29: ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、キングスミール21、クラリティーアイズ21
1.ラインオブフェイト
9/24、特に馬体に問題があったワケでは無く、長期リフレッシュ休暇を取得していた本馬が、漸く美浦TCに帰厩して来ました。9/28には最初の追い切りが何時もの通り美南Pで実施され、70.5-54.7-40.4-12.7(位置6,馬なり)を計時しました。ポリトラックの時計なので、優劣の評価が出来ませんが、概ねこれまでと同等の時計は出ています。但し、現在の馬体重は480Kg程度ある模様で、ベストの460Kg台にはまだ太い感触です。
田島師のコメントに依れば、具体的な目標レースを10/16のテレビ静岡賞(東京・ダート1400)に置くとのことで、まだ馬体を絞る必要がありますが、2週間あるので丁度良いでしょうとのこと。ちなみに、10/16の東京は秋華賞の裏開催となるため、リーディング上位の鞍上は確保することは困難と予想されます。恐らくは戸崎J・吉田隼J・坂井Jが難しいとなると、それに準ずるクラスの鞍上の確保を確実にお願いしたいところです。
2.ドライスタウト
栗東TCに帰厩して、在厩のまま調整が続けられています。現在の運動メニューは坂路で15-15を開始した状況で、牧浦師のコメントに依れば、思った以上の良化のスピードが早いとのこと。現状で「馬体は全然出来ていない」とのことですが、馬の方は気持ちで走ってしまうとのこと。本場にとっては久しぶりにポジティブなコメントであり、2歳ダートチャンピオンの片鱗が垣間見えて来た印象です。
ここは焦らずに15-15を乗り込んで馬体を作り込んでからスピード調教に移行する模様ですが、目標とする武蔵野Sor霜月Sには間に合いそうな感触が得られています。
3.トレブランシュ
馬房調整のためのショートステイから帰厩して、在厩での調整が再開されています。9/29には最初の追い切りが美南Wで実施され、89.5-72.7-56.5-41.7-26.9-13.1(位置8,馬なり)を計時しています。前走時の追切と比較すると軽目の時計になりますが、今回は「動きの確認」が目的であったとのこと。前走時に左に張る動きが見られましたが、同じ左回りの追い切りでは特に問題は出ていないとのこと。ハミを含めて左右のバランスは取れており、1週前としては悪くない状態とのことから、予定通り来週の東京・芝1400に津村Jで向かう予定とのこと。
4.レーヌドゥール
美浦TC近郊のスピリットファームに移動して、漸く本格的な乗り込みが開始されています。現在の運動メニューは15秒ペースを1本乗ってみたところで、動きとしては物足りないものの、最初にしては動けたとのこと。ここからは強目とゲート練習を併せて実施して、テンションを確認する予定です。ゲートの煩さが我慢出来れば、本数を2本に増やすことが可能になります。9/16の駐立写真をみると、500Kg超の馬格にしては筋肉の状態が相当寂しく見えることから、みっちりと乗り込んで行かないと、デビューの目標も見えて来ない印象です。
5.キングスミール21
既にチャンピオンヒルズへの移動を完了し、ここから本格的な育成が開始される予定です。移動直後と言うこともあり、先週まではウォーキングマシンで様子を見る状況でしたが、現在はトレッドミルを開始しているとのことで、明日には角馬場での乗り出しが予定されています。只、ここまでの育成でも我の強いところを見せているとのことで、これは拗らせない程度に上手く疳性をレースに活かせる様に育てて欲しい所です。
なお、現在の馬体重は446Kgで、移動により相当な体重が落ちてしまいました。飼い葉は食べられている模様なので、早々に馬体が戻ることを期待します。
6.クラリティーアイズ21
9/28、グリーンマイルTCへの移動を完了しました。ここから本格的な育成が開始される予定です。左前の蹄に膿が出ていた問題は既に解消しており、歩様にも問題は出ていないとのことで、先ずは長引かずに済んで安堵しました。