GF出資馬の近況 2022/11/12：ローズボウル，ルヴァンヴェール，ヴァロンダンス，ジュエルアズギフト
１．ローズボウル
11/4、山元TCへの移動を完了しています。秋競馬で２走するも全く地力を示すことの出来なかったローズボウルですが、山元TCにて立て直しが図られることになりました。牧場スタッフのコメントに依れば「入場後も大きな疲れはなく、騎乗運動を再開しています。周回コースと坂路１本を普通キャンターから始め、徐々にペースアップする予定です。」とのこと。現在の馬体重は早々に526Kgまで増加しており、どうも春に比べて絞りきれていない印象です。
２．ルヴァンヴェール
10/26、ケイツーＳへ放牧に出ています。牧場スタッフのコメントに依れば「今回は背腰からトモに掛けての疲労があり、ショックウェーブ治療を施しました。現況は周回コース3,000～4,000㍍のキャンターと週２本坂路で１５－１５を始めています。」とのこと。現在の馬体重は515Kg。
また、竹内師からは暮れの阪神を目標にする旨が示されている模様です。何故ゆえにレベルの高い関西で、かつ実績の無い右回りを使いたがるのか、如何にも理解が出来ません。中京で使うと言う選択肢もあると思うのですが..。
３．ヴァロンダンス
引き続き、ノーザンＦ空港にてリファビリが続けられています。この中間では週２回の坂路入りが行えるところまで回復しており、ペースは16秒とのこと。まだ強目は開始されていませんが、16秒ペースで乗り出してから３週間が経過して特に問題は生じていません。
一方で、休養期間が長期に及んだことから、急なペースアップは危ういとの判断から、今暫くは16秒ペースでの乗り込みを続ける方針が示されています。なかなか復帰への目途が見えて来ませんが、年明け早々には馬体を万全に戻して、地方競馬への移籍を果たしたいところです。
４．ジュエルアズギフト
チャンピオンヒルズにてデビュー戦に向けての調整が続けられています。現在の運動メニューはダグ1000M、ハッキング3000Mと週２回の登坂が行われており、坂路では13-13ペースで乗り込まれています。チャンピオンヒルズの坂路を13秒台で上がれるならば、普通に新馬戦に使える状態だと思うのですが、ここに来て負荷を高めたことで馬体が細くなってしまったらしく、長目を乗っても馬体が維持でき状態に戻してから入厩する予定とのこと。
穿った見方かもしれませんが、ここに来ての入厩の遅れは厩舎の馬房調整の煽りを喰らった感も否めませんが、ここまで来たら完璧なレベルまでチャンピオンヒルズで仕上げて貰って、デビュー戦に向かって欲しいと思います。