DMM出資馬の近況 2022/11/17

DMM出資馬の近況 2022/11/17:グランベルナデット、グランデスフィーダ、シンハディーパ2021、コレクターアイテム2021


1.グランベルナデット

復帰戦に向けて、山元TCにて調整が続けられています。現在の運動メニューは坂路2本を16秒ペースで乗られており、毛艶も良好で外厩での仕上げとしては最終段階にある様です。12月の中山開催を目標に来週にも帰厩する予定とのこと。

厩舎長さんからは坂路では手前をしっかり替えて走りのバランスが良いとのコメントがされています。なお、「トモの蹄鉄をよく落鉄する」とのことから現在は裸足にして、入厩直前に打ち直しを行うとのこと。

2.グランデスフィーダ

栗東TCに帰厩して、復帰戦に向けての調整が行われています。11/17、栗CWで追い切りを実施して、82.6-67.6-52.6-37.2-11.5(位置7,一杯)を計時しています。これまでのCWの時計と概ね変わっていませんが、言い換えれば「これくらいの好時計は安定して出す能力がある」とも言えそうです。

一方で、帰厩後の追い切りで特徴的なことは、僚馬と併せて先着を果たしている点でしょう。前回出走時の追い切りは、全て先着を許すか同入をされており、凌ぎ切ることが出来ていませんでした。これが闘争心の欠如にも繋がって見えたワケで、本馬に最も必要な要素であったと思っています。漸く本馬のやる気スイッチが入ったとすれば、次走は結果が期待できそうな予感がします。

3.シンハディーパ2021

ノーザンF早来にて育成が行われています。馴致から育成開始のプロセスでは気性面の幼さに言及されてきた本仔ですが、運動能力については確かなものがあり、現在は1Fを17秒台で登坂しているとのこと。併せて公開された坂路動画では18-16秒で登坂する様子が映されており、首を上手に使いながら真っ直ぐに登坂するフォームには好感が持てました。

牧場スタッフのコメントに依れば「基本的にテンションが高い」とのことから、あまり休ませずに運動しながらガス抜きを図る様に考えられている様です。

4.コレクターアイテム2021

社台ファームに移動して育成が進められています。本仔も馴致ではそうとう手を焼かせた模様ですが、現在は煩い面も落ち着いてきており、坂路入りも開始されたとのこと。

一方で、右の銜を触ると嫌がる素振りを見せたことから、検査を行った結果やせ歯が見つかり、既に抜歯をしています。これによってコントロール性が向上すれば20秒ペースの登坂が開始できる見込みとのこと。

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