GF出資馬の近況 2022/11/23：ルヴァンヴェール、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス
１．ルヴァンヴェール
ケイツーＳにて放牧をされていましたが、11/24の検疫で美浦TCへ帰厩することになりました。竹内師のコメントによれば「６回阪神の２、３週目を目標に、週末からピッチを上げて行きたいと思います。」とのこと。数を使っていただけることは本当にありがたいのですが、如何してメンバーレベルの高い阪神に拘るのか、理由を知りたいところです。坂井瑠星Ｊに継続騎乗して頂くためであるなら、全く以てウエルカムです。
２．アレグロモデラート
ノーザンＦ天栄に短期放牧されていましたが、11/19、美浦TCに帰厩しています。武井師のコメントに依れば「短期放牧中に脚もとのケアをしっかりと見ていただき、球節部の疲れは解消しています。馬体に多少の緩さが見られたので、今週末から強めを乗ることにしています。」とのこと。現在の馬体重は502Kgで前走から18Kg増加しています。春競馬の頃の体重が470Kg近辺でしたので、流石に500Kg台は重い感じがします。
具体的な目標レースとしては12/10の中山・２勝クラス（芝2000牝馬）が予定されており、鞍上には横山武Ｊが確保されています。今年まだ２走の本馬としては、続けて使ってもらえることはありがたいですし、先手先手の準備を頂いていることは頼もしい限りです。
３．ダイヤモンドフジ
中央復帰を賭けて、11/24、園田12R・C1クラス（ダート1400）に出走します。移籍初戦の前走を先行逃げ切りの強い競馬で圧勝した本馬ですが、昇級したここで勝ち切るには時計の上積みが不可欠です。田中師のコメントによれば「教でのフットワークに力強さも出てきて、前走以上の状態に仕上っていると思います。」とのことで、１つ使った上積みに期待したいところです。ラッキーなのは前走に続いて外枠を引けたことで、砂を被るリスクは無くなりました。既に中央復帰を決めているエスティメートが最大の障害になりそうですが、この馬に勝ち切る位でなければ中央に戻っても厳しいでしょう。なんとか、連勝で中央復帰を決めたいところです。
４．スマラグドス
11/26のラジオNIKKEI杯・京都２歳Ｓ（G3・阪神・芝2000）への出走を目標に栗東TCで調整を続けています。特別登録馬は15頭でしたので、本馬の出走は確定です。
11/23、栗CWで最終追切を実施して、80.1-65.2-51.3-37.1-23.9-12.0（位置７，馬なり）を計時しています。先週の更新では、「直前追切はあがり上がり重点で行う」旨のコメントがありましたが、上り重点でも全体時計で80.1-65.2を出してしまうところが、本馬の能力の高さでしょう。西園師からは「最後は併せていた馬（新馬）を馬なりのまま離してゴールという内容でした。ガツンとハミがかかって行っている訳でも無く、スーッと加速していけるのが良いですね。エンジンの違いだと思います。」とのコメントが出されています。
今年の京都２歳Ｓは例年と違ってメンバーレベルが高く、本馬は人気の外に置かれそうですが、これはマークされずに自由に競馬をさせて貰えると言う点で好都合とだと思います。状態の良さを本番に繋げてもらえれば、恥ずかしいレースを見せることは無いと信じています。