GF出資馬の近況 2022/11/30:ルヴァンヴェール、スマラグドス
1.ルヴァンヴェール
美浦TCに帰厩して調整を続けています。11/30、美南Wで追い切りを実施して、86.8-68.1-52.5-37.8-24.5-12.0を計時しています。時計的には軽目の内容ですが、今回は併せ馬を行うことが出来た点が特筆に値します。これまで、気性面の問題から単走の追い切りを続けて来た本馬ですが、「ここに来て精神的な成長が著しい」とのコメントとのコメントもあり、併せ馬も行えるレベルに成長してくれています。
一方で、精神面の成長から抑えの効いた走りが出来る様になれば、距離を延ばすことも可能と思うのですが、竹内師のレース選択は今回も阪神のダート1200です。ここに拘る理由は想像すら出来ないのですが、かつて1勝クラスで2桁着順を繰り返していた本馬を見事に昇級させて見せた様に、ここでも師の手腕を期待したいと思います。
2.スマラグドス
11/26、京都2歳S(G3・阪神・芝2000)に出走。理想的な展開から絶好の手応えで直線を向きましたが、勝負所で酷い不利を受けてしまい、12着に沈んでしまいました。一方で、懸念された程のダメージは馬体に負っておらず、歩様にも影響は出ていないとのこと。正に、不幸中の幸いでした。
西園師のコメントに依れば、「心配しましたが、トモの歩様も問題はありませんので、明日から騎乗を再開し続戦の方向で進めたいと思います。レースについては跨がってからの状態を見ながら検討します。」とのこと。流石、スパルタ指導の西園師だけあって、ここは緩めることなく攻めて行く模様です。具体的なレースは動かしてみてからの判断になりますが、なんとなく、年明け早々の条件戦に向かう様な気がしています。