GF出資馬の近況 2022/1/12

GF出資馬の近況 2022/1/12:ルヴァンヴェール、ローズボウル、アレグロモデラート、ヴァロンダンス、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ジュエルアズギフト


1.ルヴァンヴェール

ケイツーSにて放牧が続けられています。現在の運動メニューは周回3000~4000で、毛艶も良く状態は良好とのこと。次走の目標は東京・ダート1600が視野に入れられており、そうなると候補は2/4か2/11に絞られます。最近の1勝クラスの空き状況からすれば、除外の心配は薄そうですが、何れにしても来週の帰厩が目途になりそうです。

2.ローズボウル

2/5、中山・2勝クラス(ダート1800)に出走し、見事な変わり身を見せて、タイム差なしの3着に入ってくれました。大敗続きの直近から、闘争心が失われたことを心配していましたが、踏みとどまってくれました。

レース後の脚元にも問題はみられないとのことで、同条件の中山・ダート1800に連闘する方針が示されました。今週で中山開催が終わること、中山の重いダートが向いたこと、次も1800でつかいたいこと、等々の要求を考えると、連闘とは言え一考に値すると思っていました。加えて、連闘ですが厳密には中10日ですし、前走はラスト3Fしか競馬をしておらず、休養明けでもあったことから、体力的な余力は残っているとの判断でしょう。

なお、前走で好騎乗してくれた石川Jに先約があるとのことで、戸崎Jへの乗り替わりが決定しました。本馬には初騎乗ですが、一般的に見て鞍上強化と考えて良いと思います。

3.アレグロモデラート

ノーザンF天栄にて放牧中です。現在の運動メニューはトレッドミルを開始したところで、「前走後に生じた歩様の硬さも徐々に改善がみられる」とのこと。1/5には坂路で15-14も行われています。現在の馬体重は519Kgまで増加しており、もう少し絞れたところで復帰が視野に入るものと思われます。

4.ヴァロンダンス

骨片の治療のため長期休養を余儀なくされた本馬ですが、岩手競馬からの再出発を目指して、セグチレーシングSにて本格的なトレーニングが開始されています。年明けには坂路で強目も乗られており、力強い走りを見せていたとのこと。現在の馬体重は460Kgとのことで、成長分を考慮してもまだ太目の印象です。岩手競馬が再開する3月までは未だ時間がありますから、もうひと絞りして入厩に繋げて貰えればと思います。

5.ダイヤモンドフジ

1/4、園田・C1組(ダート1230)に出走。直近2走が1400で引っ掛かってしまったのに対し、流れる展開からリズムの良い走りが見られました。勝馬が1枚上で2着にはなりましたが、1230ならばC1組で十分戦えそうな感触は得られたと思います。

一方で、姫路競馬は800,1400,1500の条件より設定されておらず、敵鞍の無いことから、一旦放牧に出して、次の園田開催まで間を空ける方針が示されました。本馬は無償提供馬でもあり、資金収支は既に±0ですから、焦って中央に戻す必要の無い様に感じています。ここからC1で2勝して中央に戻しても互角に戦える可能性は低いと思われ、園田のB3/B2で勝ち負け出来るレベルを見極めてから判断をしても遅くは無いかと思います。

6.スマラグドス

1/5、中京・3歳1勝クラス(芝2000)に出走。平場のレースで着実に賞金を積み上げる狙いでしたが、メンバが揃ってしまったことに加えて、本馬の走りも冴えを欠いてしまい、結果は5着に終わりました。凡走の原因は続戦の疲れと考えられることから、グリーンウッドTに戻してリフレッシュする方針が示されています。

今後の帰厩時期は馬の状態を見ての判断になるとのことですが、鞍上の進言もあって、次走はマイルを試すことになりそうです。個人的に2000Mへの対応は体型的に厳しいと考えていましたので、クラッシックを諦めて早期にマイルを試すことは今後に繋がるものと思っています。

7.ジュエルアズギフト

1/15のデビューを目指し、栗東TCで調整が行われていましたが、1/10、坂路で負った擦り傷が元でフレグモーネを発症してしまいました。痛みにより歩様にも影響が出ているとのことで、復帰には暫くの時間を要する見込みです。フレグモーネとは言え、治療を焦るとアレグロモデラートの様に半年を棒に振るリスクもありますから、先ずは完全に治療してから復帰を目指して欲しいと思います。

直近の追い切り時計をみても、直ぐに勝ち負けできるものは出ていませんし、ここでデビューをしたとしても結果は厳しかったと思います。幸い、追い切りの時計は少しずつ詰まって来ていましたので、この休養を生かして馬体の強化を図って欲しと思います。

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