GF出資馬の近況 2022/1/18

GF出資馬の近況 2022/1/18:ルヴァンヴェール、ローズボウル、ダイヤモンドフジ、ジュエルアズギフト、ナスノシベリウスの21、ゴールドケープの21、エイシンバンバの21


1.ルヴァンヴェール

ケイツーSにて放牧をされていましたが、1/18、美浦TCに帰厩して来ました。竹内師のコメントに依れば「東京3週目のダ1,600㍍を目標に、週末からペースを上げていきます。今回は距離を延長しますので、周回ウッドコースで息をしっかり作っていきたいと思います。」とのこと。2勝クラスに昇級して以来、正直、頭打ちの状況が続いていることから、今回は条件面の見直しとして距離延長が選択されています。

過去、本馬の最長レースは東京のダート1400Mですから、今回は200Mの延長となります。距離を延ばすことで先手を取り易くする作戦で臨むのか、それとも控える競馬を選択するのか、陣営の採る作戦が楽しみです。

2.ローズボウル

1/15、東京・2勝クラス(ダート1800)に出走して8着でした。レース後の脚元に問題は無く、馬体に大きな疲れは見られないとのことから、林師からは続戦の方針が示されています。これは「砂の重たい厳冬期の間に数を使いたい」と言う陣営の考えの現れですが、流石に中2週で1/28に出走するのは節が足りないかもしれません。優先出走権の無い状況では、フルゲートになれば出走は難しいことから、その場合は放牧を挟んで2月の東京・ダート2100に向かうことになる様です。

3.ダイヤモンドフジ

前走後、適距離の番組が開催されないことから、一旦放牧に出して次回の園田開催までリフレッシュを入れることになりました。1/9、山岡TCに放牧に出ています。

4.ジュエルアズギフト

小倉開催の新馬戦に滑り込む作戦でいましたが、直前追い切りで負った擦り傷が元でフレグモーネを発症してしまい、全てが一旦白紙に戻ってしまいました。1/18、発症から1週間が経過した状況で、「熱発は治まり、患部の痛みが落ち着いてきた」とのことで、軽い曳き運動が再開されています。まだ歩様にも出ている模様で、これが解消すると同時に血液検査の数値が正常化するまでは治療を続けることになります。

アレグロモデラートの一件でフレグモーネにはトラウマを感じてしまいますが、普通のフレグモーネならば2週間程度で運動再開が出来る筈です。追い切りの時計を見る限り、正直、このタイミングでデビューしても結果は期待できませんでしたから、ここは開き直って治療と同時に馬体の強化を図って欲しいところです。

5.ナスノシベリウスの21

ノーザンF空港にて育成が続けられています。年末にハロン16-17まで進んでおり、正月休み明けの乗り出しも順調とのこと。現在は、坂路を16秒ペースで1日2本の登坂も再開されています。現在の馬体重は492Kgで、正月休みが入って少し馬体も厚くなった印象です。

6.ゴールドケープの21

社台Fにて育成が続けられています。1/4より騎乗運動が再開されており、現在は週3回坂路入りして、内1日は2本登坂も再開されています。ペースは3ハロン54秒で、今はジックリ乗り込んでいる印象です。馬体重は正月を挟んで494Kgまで増加しています。

7.エイシンバンバの21

武田ステーブルにて育成中です。年末には坂路を16秒ペースで乗られており、正月休みを経て、現在は坂路20秒ペースで回復が図られています。

牧場スタッフのコメントに依れば「昨年末の坂路16秒ペースも、余裕を持ってスムーズな走りが出来ていました。リフレッシュ期間で馬体に大きな変化は無いものの、変わらずにテンションは安定し、体調も至って良好です。」とのこと。

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