1/22、中京4R・3歳1勝クラス(ダート1800)に愛馬グランデスフィーダが出走します。デビュー3走目の前走を同コースで勝ち上がった後、約2月の間を空けて昇級戦に臨みます。
出走頭数は自身を含めて8頭。この時期の3歳1勝クラスらしい小頭数になりましたが、メンバーレベルは揃ってしまった印象です。もっとも、ここは「勝ち確定なバケモノ級が参戦していないだけでもラッキー」と考えた方がポジティブでしょう。
本走の相手関係をTarget-JVの補正タイムで比較すると、グランデスフィーダの前走が「94」に対し、全出走馬の前走平均は「93.4」ですから、グランデスフィーダは概ね平均レベルにあると見なせます。これに対し、予想1人気のメイクザビートの前走は「98」ですから、著しく劣る状況ではありません。グランデスフィーダとしては、前走から0.5秒程度の上積みがあれば、勝ち負けに手が届く計算です。
問題はこの0.5秒の積み上げが期待できるか否かですが、「前走が必ずしもメイチの仕上げではなく、むしろ休み明けの叩きの可能性があったこと」、「今走は坂路でOP馬を煽る程の好仕上がりであること」を考えると、少なからず上積みは期待できると思います。
年が明けて斤量が+1Kg増加する点については、大半の他馬も同条件であることから、需要なファクタにはならないと思います。特にグランデスフィーダは530Kg近い馬格を誇りますので、56Kgが厳しいとは考えられません。
加えて、グランデスフィーダはコース慣れをしている点が見逃せません。中京・ダート1800のポイントは先行馬が絶対有利である点と、最後の直線に急坂が設けられている点です。そしてグランデスフィーダの脚質はこの条件にマッチしています。恐らく池江師は、本馬の脚質を考慮した上で、この条件を使い続けているものと考えています。
展開予想をすると、小頭数であることから枠の不利は無いと考えて、グランデスフィーダは無難に先行出来ると思います。2枠のタマモロックが逃げる可能性が高いので、その外側を番手で追走できれば理想的でしょう。そのままロスなく4ターンをこなし、番手で直線を向くことが出来たならば、ラストの急坂が坂路得意なグランデスフィーダの味方になってくれる筈です。そして、この辺りを理解している鮫島克駿Jが継続騎乗されていることは、間違いなくメリットになると思います。