DMM出資馬の近況 2023/1/24:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハディーパ2021、コレクターアイテム2021
1.グランベルナデット
1/19、クイーンC(G3・東京・芝1600)への出走を目標に、美浦TCに帰厩しています。早速、1/21-22と続けて坂路入りを行っており、1/22には2本登坂(内1本は14-15)を消化しています。大竹師からは「短期間の放牧なので大きく変わったところはないですが、特に問題はなくいつも通りの雰囲気です。」とのコメントが出ています。
最大の問題は出走の可否で、昨年も14頭の1勝馬がエントリーしてフルゲートになっており、今年も抽選は避けられないかもしれません。言い換えれば、1勝馬同士の戦いになりますので、何としても抽選を突破して出走に漕ぎつけて欲しい所です。
2.グランデスフィーダ
1/22、中京・3歳1勝クラス(ダート1800)に出走しましたが、4角出口で致命的な不利を受けてしまい、その後はレースにならず7着に敗れてしまいました。この負け方は明らかに実力とは異なるものなので、出来れば早々にリベンジを図って欲しい所です。
その為には、心身ともにレース後の異常の無いことが前提になりますが、最新の状況については未だ報告が上がっていません。直ぐにニュースの出ていないことは、悪いニュースは無いことの裏返しだと思いますので、出来れば中京・最終週の同条件を狙って欲しいと思います。
3.ミスティックロア
焦らされに焦らされましたが、漸く入厩が確定しました。今週の土曜日(1/28)に栗東・矢作厩舎に入厩する予定です。只、ここから最速でゲート試験をクリア出来たとしても、新馬戦への出走は相当厳しい感触です。ここまで来たら、新馬戦に拘ることなく適切なレース選択をお願いしたい所です。ここで問題は距離適性ですが、Arrogate産駒の過去走は1800が大半を占めており、本馬もそれに倣うものと思われます。ダート1800であれば、番組に余裕がありますので、ここは続けて使うことまで含めて計画を立案して欲しいと思います。
4.シンハディーパ2021
ノーザンF早来にて育成が続けられています。本仔の最大の懸念はテンションの高いところですが、牧場スタッフからは「以前からテンションの高さを指摘してきましたが、かなり改善されて良くなっていると思います。」とのコメントがされています。まだ、危なっかしい面は多々見られる模様ですが、一方で精神的な成長の跡も現れているとのこと。
最近は走りの力みも無くなって来ており、テンションが落ち着いてきたことで、今後は馬体の成長を促して行きたいとのこと。
5.コレクターアイテム2021
DMMの2歳出資馬は何れも気性に問題を抱えていますが、シンハディーパ2021以上に危ういのが、こちらのコレクターアイテム2021。社台Fにて育成が続けられていますが、牧場スタッフからは「かなり常識のレベルまで来ましたが、何かあった時の動きは相変わらず派手です。」のコメントがされています。流石に苦笑いするよりないコメントですが、それでも少しずつ前進はしている様に思えます。
気性面の課題が大きいことから、フォームの改善などは出来ない状況ですが、それでも「調教の動きは悪くない」とのことで、能力の片鱗は示している様にも思えます。兎にも角にも、落ち着いて危険の無い調教の出来るようになることが最優先事項です。