GF出資馬の近況 2023/3/30:ルヴァンヴェール、ヴァロンダンス、ダイヤモンドフジ、ジュエルアズギフト、ビクトリーフォース
1.ルヴァンヴェール
3/30、大井競馬場に入厩しています。宗形師のコメントに依れば「休養明けで馬体に多少の緩さを感じますが、馬に落ち着きもあり良い雰囲気です。4月は大井競馬の開催が一回しかなく、5月のデビューになります。」とのこと。ここから1か月を環境に慣らすために利用して、地方競馬デビューを迎える流れになります。
2.ヴァロンダンス
水沢・板垣厩舎にて地方競馬でのデビューを待つ状況です。2度目の能力検査にてなんとか合格を果たした本馬ですが、検査後にカリカリした状態が続いているとのことで、4月中旬まで競馬を待つことになりました。なお、地方競馬でのデビューはC2クラスからに決定したとのこと。ヴァロンダンスの本来の能力からすれば、C2クラスは無敗で突破出来るものと考えています。
3.ダイヤモンドフジ
園田・田中一巧厩舎にて復帰戦を待つ状況です。先ずは4/4のゲート試験に向けて15-15を中心に調整が進められており、体調面の心配は無いとのこと。順調に進めば2回園田から使えるかもしれません。
4.ジュエルアズギフト
チャンピオンヒルズにて放牧が続けられています。フレグモーネからは回復したものの、状態の上がってこない本馬でしたが、漸くこの中間で回復が確認できる状態になりました。現在の運動メニューは週2回坂路を13秒ペースの強めで乗られており、細っていた飼い喰いも標準レベルに戻っているとのこと。このメニューで乗りこめれば、程なく再入厩の目途は立つものと思います。残された時間は少ないですが、万全の状態で競馬に臨んで欲しいと思います。
5.ビクトリーフォース
ゴールドケープの21、改めビクトリーフォースですが、社台Fでの育成が順調に進み、4/4、山元TCへの移動が決定しています。また、林師からは検疫が取れ次第、早々に入厩させる方針が示されており、牧場からの状態の評価は相当高いものであることが伺えます。
グリーンFの2歳馬としては3頭目の入厩になりますが、今年は例年以上にペースが早められている印象です。ちなみに、この3頭は何れも社台F生産馬であり、数年前の「仕上がりの遅い社台F生産馬」は、完全に過去のものとなりました。この辺りに社台Fの成績アップの要因が隠れていそうです。