4/9忘れな草賞:グランベルナデットは4枠4番

4/9、阪神9R・忘れな草賞(L・芝2000)に愛馬グランベルナデットが出走します。前走クイーンCを出遅れから5着に敗れ、桜花賞への出走権を逃した本馬ですが、ここでオークスへの出走権を狙います。クラブ発表から、「本走で権利を取れなければ次は無い」ことは示されており、1発勝負の舞台を敢えて関西に選びました。ここで関西遠征を選択した最大の理由は「主戦の松山Jの騎乗が可能」と言うものですので、松山Jには渾身の騎乗をして貰わなければ困ります。

ここまでの調整過程は追い切りの時計を見る限り絶好調で、特に言うことはありません。初の輸送競馬が心配ですが、「状態の良さを競馬でも示してくれれば、結果は自ずと付いてい来る」と考えて良いレベルでしょう。

相手関係を見ると、チューリップ賞6着のダルエスサラームに、ラレーヌデリス、ミッキーツインクル、マスクドディーヴァの前走勝ち上がり組が上位人気に推されています。しかし、前走勝ち上がり組は確勝級不在時の過大評価であるケースが多く、最大の難敵はダルエスサラームと考えて良いでしょう。

もっとも、チューリップ賞(G2)の6着馬とは言え、グランベルナデットもクイーンC(G3)の5着馬です。さらに、そのクィーンCから土曜日のニュージーランドT(G2)に出走した3頭は全て掲示板内を確保したのに対し、チューリップ賞4着のルミノメテオールは6着に敗れており、対戦型マイニング的にはグランベルナデットの方を上位に判断出来ることが可能です。

さらに、グランベルナデットのクイーンCの6着は出遅れが響いた結果でした。グランベルナデットのスタートに不安のあることは事実ですが、ペースの落ち着き易い阪神・芝2000であれば、多少の出遅れは致命傷にはなりません。

松山Jには下手な策を弄さず、馬を信じて王道の競馬をしてもらえれば良いと思っています。具体的には未勝利戦を勝利したレースが理想で、早め先頭に立って能力差で押し切ってしまう競馬を再び見せて欲しい思います。土曜日の競馬を見る限り、阪神の芝は前が止まり難い印象でしたから、仮に後方からの競馬になったとしても、早目に仕掛けた方が良い様に思います。

クラブの大先輩、ラヴズオンリユーはこの忘れな草賞を取った勢いでオークスも手中に収めました。是非、グランベルナデットにもその道に続いて欲しいと思います。

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