4/29、東京12R・2勝クラス(ダート2100)に愛馬ローズボウルが出走します。前走4着から中2週空けての続戦になります。
直前追切は4/26に美南Wを3頭併せで行われ、何時もの如く先着を許しています。只、内容的には加速ラップを構成しており、時計も何時もよりも少し速く、状態的には好調を維持しているとみています。
一方で、問題なのは相手関係。特別戦であった前走と比較して、むしろ骨っぽい面子が揃ってしまった印象です。恐らく、最終的な1人気はルメールJに鞍上強化されるプリモスペランツァで、これにテーオーサンドニ、スリーエクスプレスが続くものと予想され、ローズボウルは4~5人気になると思われます。
この人気には前走で4着に敗れたことも影響していると考えられますが、前走はトップハンデを背負った上での結果であって、平場に戻ったここでは評価を上げることが可能です。また、消耗戦を得意とするローズボウルにとって、湿った時計の出る馬場は不向きですが、幸いなことに週末の天気予報が微妙にずれて、土曜日は天気がもちそうな気配です。このまま良馬場でレースが出来れば、これもローズボウルの後押しになります。
そして、もう1つの消耗戦の鍵は展開です。ローズボウルにとって、ヨーイドンの末脚勝負は好ましくなく、終始流れる展開が理想です。その点で、今回のレースはテーオーサンドニとメラーキの確実な逃げ馬が2頭いることから、少なくともスローペースの展開は避けられる筈です。
あとは、本馬と手の合う石川Jが上手く手綱を捌いてくれれば、ここで現級を卒業できる可能性も十分にあると思います。石川Jには先週土曜日の最終レースに続いての、好騎乗を期待しています。