YGG出資馬の近況 2023/5/10:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、クリスタライズ、リリーズブルーム、リナリア
1.ラインオブフェイト
5/21の高瀬川S(京都・3勝クラス・ダート1400ハンデ)への出走を目標に、美浦TCに帰厩して調整が行われています。5/10、何時もの通り美南Pで追い切りを実施して、66.2-50.7-36.6-11.4(位置6,G前仕掛け)を計時しています。前走時と変わらぬ時計ですが、併せた3勝馬を追走して同入を果たしており、状態は良さそうです。
鞍上は角田大Jに乗り替わります。正直、狙って出られるレースなのでもう少し実績のある鞍上を確保して欲しかったのですが、軽ハンデを想定した上での選定なのかもしれません。まずは斤量を幾つ背負うのかに注目をしたいと思います。
2.ドライスタウト
かきつばた記念(Jpn3)に出走するもタイム差無しの2着。陣営からは斤量差が敗因として上げられていましたが、そもそもがハンデ戦に出走した以上、斤量差を敗因にするのは無理な言い訳でしょう。
レース直後には「直近に敵鞍が無いので放牧に出します」旨のコメントが出されていましたが、5/9、さきたま杯(Jpn2・浦和ダート1400)に登録する方針が示されました。そもそもが「さきたま杯」を想定に入れていなかったこと自体が異常なので、この方針転換は妥当な修正だと思います。
陣営からは「一応、登録はしますが出走は厳しい」旨のコメントが出ていますが、手元の計算ではギリギリ出走可能と思われます。あとは首尾よく出走が叶った際に、鞍上を変更するのか否かに注目です。
3.トレブランシュ
森本Sにて放牧を続けています。5/4、稲垣師が直接視察されており、「だいぶ疲れと緊張が取れて来ている」とのこと。状態次第では北海道競馬への帯同を予定するとのことで、その場合は6月頃に移動するとのこと。酷暑の関東を避けて北海道に移動するのは何よりのプラスですし、折角長距離移動をするのであれば、函館の最初から入れる様に準備を進めて欲しいと思います。
4.レーヌドゥール
美浦TCに入厩してデビューに向けての調整が続けられています。5/10、2本目の本格的な追い切りを美南坂で実施して、53.5-39.1-25.9-12.8(一杯に追う)を計時しています。先週と比較して時計を詰めてきていますし、何よりもラスト1Fを我慢出来ているところが良かったと思います。
一方で、尾関師からは「ただ、まだ息なんかは荒いですし、もう少し追い切りを重ねてからかなと思います。」旨のコメントがされており、デビューにはもう少し時間が掛かりそうです。
半弟クリスタライズがデビュー戦で能力を示したことから、本馬も潜在能力は隠していると信じています。頓挫続きほ本仔でしたが、しっかりと仕上げてもらえれば一定の結果は出ると信じて、進めて欲しいと思います。
5.クリスタライズ
道営・佐々木厩舎にて調整が続けられています。新馬勝ちを収めた後も状態はすこぶる良好とのことで、休ませ過ぎてボケない様に乗り込みが行われている模様です。注目の次走は「ダイレクトに栄冠賞に向かうのか?、間にウイナーズチャレンジを挟むのか?」で未だに結論が出ていません。ローテーションで悩んでいるものと思いますが、個人的には栄冠賞に拘る必要は無く、「ウイナーズチャレンジに勝利して、次も問題なく使えるなら栄冠賞に挑む」の進め方で良いかなと思っています。
6.リリーズブルーム
チャンピオンヒルズにて育成が続けられています。一時的にトレーニングがキツくなり、細化してしまった本仔でしたが、すこし休ませた効果も有って、この中間から坂路入りが再開されています。何れにしても、入厩はもう少し先になりそうです。
7.リナリア
岩城Sにて入厩前の育成が行われています。ゲート練習は少しずつ進歩している模様ですが、動きの方はまだピリッとしていない模様です。北海道での育成中は気性的なキツさの見られた本仔なので、乗り込んで行けば気性の強さが出てくる筈で、そう言う意味ではまだ乗り込み量が本仔には軽いのかもしれません。