5/21高瀬川S:ラインオブフェイトは4枠8番

5/21、京都11R・高瀬川S(3勝クラス・ダート1400H)に愛馬ラインオブフェイトが出走します。

前走で14着と大敗したことで、大きく人気を落とすことが予想される本馬ですが、前走の敗因は「レース中に左前の腱を切る怪我を負ったこと」と明確化しており、現在の12人気の評価は明らかに過剰な嫌われ方だと思います。さらに、今回はハンデ戦であり、先の大敗から斤量にも恵まれ、前走から-3Kgの53kgでの出走が可能になりました。

ラインオブフェイトの場合、本来の能力を発揮すれば、勝ち馬から0.5~1.0秒差で走破することが出来る筈です。そして、今回はハンデ-3kgを貰うことが出来ました。一般に言われる様に、「斤量1kgにつき0.2秒詰められる」とすれば、今回は0.6秒差を詰めることが可能となり、上手く運べば勝ち負けまで望める計算が成り立ちます。

後はどの様な競馬を選択するかですが、ここは軽斤量を活かして「先行して粘り込みを図る」の一択しかありません。京都ダート1400は芝スタートなので外枠有利にはなりますが、スタート~二の脚の速いラインオブフェイトであれば、主張すれば先行ポジションが取れる筈です。

幸いなことに、目立った逃げ馬はいませんし、特に外枠には追い込み馬が入りました。人気も無いことからマークされる心配もありません。これならば、内枠から1~2頭を行かせて3番手辺りに折り合うのが丁度良い感じですし、行く馬が居なければ逃げてしまって構いません。

ラインオブフェイトがメインレースを走るのは今回が初めてです。その記念すべきレースで、周りを驚かせるレースを期待したいと思います。元々、人気の無い方が走る傾向のある馬ですし、4枠8番は前回勝利した富嶽賞と同じ枠番です。

鞍上の角田大和Jの経験値不足は心配ですが、恐らく陣営からは「逃げても構わないので、行けるだけ先行せよ」の指示が出ている筈です。このシンプルな競馬であれば若手騎手でも選択できると思います。オークスの裏開催でトップジョッキーも少ないことから、角田大Jにも積極的に一発を狙いに行って欲しいと思います。勝負はスタートを決められるか否かに掛かっています。

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