6/24、阪神12R・1勝クラス(ダート1800)に愛馬ミスティックロアが出走します。3月末に勝ち上がりを決めた後、3ヶ月半を空けての昇級戦になります。前走の勝利時には鞍上の川田Jから「本馬の緩さと幼さ」が指摘されており、時間を掛けて成長を促しての続戦となります。
実際、この間のチャンピオンヒルズでの動画を見ても、馬体の実の入り方は明らかでしたので、あとは気性面の成長が伴っていれば、ここは単なる通過点となって不思議はありません。実際、まだまだ緩いと言われてデビューした過去2戦は出遅れにも関わらず、圧倒的な末脚を繰り出して、走破時計は上のクラスで戦える数字を叩き出しています。
そう言う意味で、普通のスタートさえ決めてしまえば、1勝クラスは余裕で勝ち抜けることが出来る筈で、相手関係は考慮する必要がありません。また、前2走はスタートの遅れが致命的な高速馬場で行われたのに対し、時計の掛かる良馬場が予想される今走は、スタートに不安の有るミスティックロアにとってプラス要因となる筈です。
恐らく、川田Jもスタートに注力すると思いますが、一方で、「最悪、出遅れてしまったら、それはそれで後ろから回して行っても十分に間に合う」と考えていると思います。前走も、2着馬とは僅差ですがキッチリ図って差し切っていることから、多少のスタートの遅れはバックストレートから早目に仕掛けることで、現級でも挽回が出来る筈です。
ミスティックロアにとって本走は単なる通過点で、陣営の目標は本気でレパードSを獲ることにあると思います。そう考えれば、ここは負けて良いレースではありません。通常、この様なフラグっぽいことを書くとロクな結果が出ないのですが、本馬に限っては、そんなフラグは余裕でへし折ってくれると信じています。