YGG出資馬の近況 2023/8/16：ラインオブフェイト、ドライスタウト、レーヌドゥール、リリーズブルーム、クリスタライズ
１．ラインオブフェイト
8/11、浦和11R・日刊ゲンダイ賞（B1B2・ダート1500）に出走し、見事な優勝を飾りました。地方移籍の２戦目にして結果を残してくれました。何よりも、得意とする外枠を引いたことが大きかったのですが、揉まれることなく先行ポジションを確保し、途中で捲る馬が現れたことで逃げ馬が苦しくなり、展開も向いての勝利でした。もっとも、着差は0.5秒も付けましたので、展開の助けが得られなくても勝利は揺るがなかったと思います。
レース後も脚元に問題は無く、今日から軽い乗り出しを開始しているとのこと。只、飼葉の喰いは落ちており、暑さも続く中であることから、次走については少し間隔を空けて臨む予定とのこと。なお、今回の勝利を受けて、A2組への昇級が決まっています。
２．ドライスタウト
9/20のテレ玉杯・オーバルスプリント（浦和・ダート1400）への出走を目標に、栗東TCに帰厩して調整を開始しています。現時点で出走権の獲得は確実なものではありませんが、そこを目標とする以上は、明確な意思を以て調整を進めて欲しいと思います。
３．レーヌドゥール
最後の勝ち上がりチャンスに向かって、美浦TCに帰厩して調整が行われています。8/16、美南で２本目の追い切りを実施して、67.9-53.0-38.5-24.8-12.3（位置５，馬なり）を計時しています。僚馬ブラッコデコ（３歳未勝利，馬なり）の内から併せ、0.4秒追走して同入を果たしています。全体時計は自己ベストに及びませんが、尾関師のコメントによれば、「少し左にもたれる所はありましたが、前半からシッカリと動けていた」とのこと。
この結果を受けて、来週の新潟に向かう方針が示されました。具体的なレースは明らかにされていませんが、芝2000かダート1800がターゲットになる筈です。何れを選択するかは、想定を見て師が判断されるものと思います。
４．リリーズブルーム
8/12の新潟6R・新馬戦（芝1400）でデビューを果たしましたが、輸送時に額を割る怪我を負ってのレースであり、出遅れも含めて全く収穫の無いレースになってしまいました。レース後も脚元に問題は無いとのことで、週末まで厩舎で様子をみて放牧に出される予定となっています。
５．クリスタライズ
8/17のダート1000Mに出走を予定していましたが、右トモ・球節の後ろ側やや上に腫れが生じてしまい、レースは回避することになりました。傷は無く、獣医の診断では捻挫の可能性が高いとのこと。8/18にグリーンマイルTCに放牧に出される予定とのこと。デビュー戦以降は精彩を欠いていることもあり、そろそろ移籍を考えても良い頃合いな気がします。