8/27、小倉7R・1勝クラス(ダート1700)に愛馬スマラグドスが出走します。1勝クラスの壁にぶつかっていた本馬ですが、ダートに変えて2戦目の前走にて好タイムの2着を記録し、漸く競馬の形を見つけることが出来ました。
続戦となる本走はブロック制の都合により新潟から、自身初となる小倉に舞台を移しますが、右回りは中山と阪神で経験があり、問題になる可能性は低いと考えて良いでしょう。長距離移動についても中山・新潟で好走歴がありますから、これも心配にはあたりません。
兎にも角にも、本仔の課題は「揉まれ弱いこと」と「キックバックの不安」です。前走については田口Jがスタートから積極的に追い出して外側3番手のポジションを確保することで、これら不安材料とは無縁の競馬を実現してくれました。今走についても、全く同じ展開を実現して貰らうことが理想です。
その点で、田口Jの継続騎乗は理想的です。前々走ではゲートを潜りそうになった馬を上手く御してくれましたし、3走目のここでは既にスマラグドスを手に中に入れてくれたものと思います。
ここで、前走との最大の違いはレースレベルです。前走が3歳馬中心の異常に高いメンバレベルであったのに対し、一転して今回は恵まれた相手関係になりました。相手15頭中の7頭が前走2桁着順であり、また2頭は昇級戦です。前走掲示板内は本馬以外にテイエムシップ1頭のみで、それも半年前の記録です。Target-JVの補正タイムを見るとスマラグドスが頭2つ抜けた存在であり、本来の能力を出すことが出来れば、普通に勝ち切ることが出来る筈です。
問題は如何にして本来の能力を発揮させるかに掛かっており、繰り返しになりますが、揉まれずに競馬をすることがその鍵になります。9番枠は前走よりも内目に入ってしまいましたが、本馬より外枠に先行脚質の馬がいないことは僥倖です。前走と同様、無難にスタートを決めたあとで、積極的にポジションを取りに行けば、1角を3~4番手で侵入することが出来る筈です。
理想は前走と同じ外側3番手ですが、もし逃げる形になった場合はそのまま逃げてしまって問題はありません。「揉まれないこと」「キックバックを避けること」の2点を守ることが最優先事項であり、これさえ実現出来れば多少の距離ロスは能力差でカバーが出来る筈です。
コンビを組んで3戦目になる田口Jには是非とも結果を残して欲しいと思います。