GF出資馬の近況 2023/8/30

GF出資馬の近況 2023/8/30:ローズボウル、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ビクトリーフォース、サミアド


1.ローズボウル

美浦TCに帰厩して調整を開始。8/30、美南Wで帰厩後最初の追い切りを実施して、87.9-69.6-53.8-38.8-24.8-12.1(位置9,一杯に追う)を計時しています。クラブの後輩、ビクトリーフォースの外から併せて、0.5秒先行して同入をしています。林師のコメントに依れば「ビクトリーフォース号と併せて、最後はやや先着しています。1本目の追い切りとしてはまずまず動けていましたので、初戦から良い走りが期待出来そうです。」とのこと。

昨秋は夏季の放牧明けからピリッとするまで時間を要してしまいましたが、今年は同じ轍を踏まないことを期待しています。

2.ダイヤモンドフジ

今週の土曜日、小倉・1勝クラス(芝1200)への出走を予定しています。8/30、栗東坂で当日も手綱を取る国分恭介Jを鞍上に最終追切を実施して、55.1-40.4-26.0-12.6(馬なり余力)を計時しています。宮本師のコメントに依れば「輸送もあるのであまり無理をせず、4ハロン55秒1、ラスト12秒6といった時計になりますが、状態に変わりは無く良い状態で臨めそうです。前走以上の走りを期待しています。」とのこと。

また、本追い切りではブリンカーを試しており、本番でも着用を予定しています。前走では「周りを気にするところがあった」とのことで、ブリンカーで集中力が増せば、1段上の能力を発揮してくれるかもしれません。

3.スマラグドス

8/27、小倉・1勝クラス(ダート1700)に出走。メンバーレベルに恵まれた一戦で、勝ち上がりを期待しましたが、結果は惜しくも2着となりました。レース後も脚元には問題は生じていません。

西園師のコメントに依れば「ここまで4戦続けて出走し、新潟と小倉への遠征競馬もありましたので、この後は予定通り放牧に出して一息入れさせます。少し馬がイライラしている様子もあり、しっかり休んでリフレッシュさせたいと思います。」とのこと。どうやら短期放牧では無さそうです。

4.ビクトリーフォース

美浦TCにて調整を続けており、9/2の新潟・新馬戦(芝2000)にてデビュー戦を迎える予定です。8/30、美南Wで最終追切を実施して、87.9-69.1-53.4-38.5-24.8-12.2(位置8,G前一杯に追う)を計時しています。クラブの先輩ローズボウルの胸を借りる形で、0.5秒追走して同入をしています。林師のコメントに依れば「最後は併走馬相手に脚色が劣勢になりましたが、最後までしっかりとした脚取りでした。普段から堂々として物事に動じないタイプですので、環境の変化にも対応してくれると思います。」とのこと。

ラストの1Fが11秒台で上がれると良かったのですが、全体時計は水準レベルが出ていますので、少なくとも恥ずかしい競馬はしなくても済むと思います。あとは師のコメントにある様に、環境の変化に動揺することなく、自分の走りをしてくれることを期待するのみです。

5.サミアド

9/10の中山・新馬戦(ダート1800)への出走を目指して、美浦TCにて調整が行われています。8/30、美南Wで1週前追い切りを実施して、84.5-66.8-51.7-37.7-24.4-12.2(位置7,一杯に追う)の好時計を計時しています。新馬の僚馬の内から併せて、1秒追走して0.2秒先着を果たしています。一杯に追っての時計なので、ラスト1Fを11秒台に乗せたいところですが、全体時計は十分なものが出ています。

竹内師のコメントに依れば「トップスピードまでにやや時間は掛かりましたが、コーナリングもスムーズで、最後まで集中して走れていました。この暑さの中でもフットワークに力強さがあり、来週のデビュー戦が楽しみな一頭です。」とのことで、師としても手応えを感じている印象です。なお、当日の鞍上は菅原明良Jに託されることが決まっています。

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