9/9紫苑S:グランベルナデットは7枠14番

9/9、中山11R・紫苑S(芝2000牝)に愛馬グランベルナデットが出走します。忘れな草賞を完勝して、オークス出走の扉を開いたグランベルナデットでしたが、腸炎を発症してしまいこれを回避。正に苦渋の決断ではありましたが、場合によっては命にも関わる病気でもあり、陣営の判断は正しかったと思います。

その後、5カ月を掛けて立て直した復帰戦はいきなりの紫苑S(G2)を選択。巷の評価の中にはぶっつけ本番を危ぶむ見解も散見されますが、飽く迄も本馬の目標は怪物が待つ秋華賞です。秋華賞にメイチの状態で臨むことが前提である以上、ここでベストの仕上げは有り得ません。

陣営の考え方が「このレベルの仕上げでも勝ち切れる様でなければ、怪物と戦う意味がない。」であるならば、これを信じて応援するよりありません。

恐らく陣営の考える作戦は、極めて強い勝ち方をした未勝利戦の競馬だと思います。あの競馬は、1000Mを59秒のハイペースで流れる競馬を先行し、最後は突き抜けて3馬身差の圧勝をしています。あの時の競馬が再現できれば、今回の面子でも遅れを取ることは無い筈です。

そう言う意味で、最初のポイントはスタート~1角の入りです。無難なスタートを決めることが出来るのか、そこが大きな分かれ目になるはずです。只、その点で7枠14番は本馬にとって好枠を引いたと思います。本馬より外の3頭の先行力は低いことから、包まれる心配は低いと考えれば、多少の出遅れは二の脚でカバーが可能です。加えて、前日からの雨でコースの内側が荒れていることを想定すれば、外枠スタートは寧ろ利があるかもしれません。

忘れな草の花言葉は「私を忘れないで」。紫苑の花言葉は「君を忘れない」。この2つの賞を併せて取って、秋華賞に駒を進められることを祈っています。

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