GF出資馬の近況 2023/9/14：ルヴァンヴェール、ローズボウル、アレグロモデラート、ソウルアンドジャズ、サミアド
１．ルヴァンヴェール
大井競馬・宗形厩舎にて調整を続けています。前走は不良馬場に加えて落馬の不利を受けるなど、参考外のレースになったルヴァンヴェールですが、馬体への問題はなく、9/17の爽籟賞（B2・ダート1400）への出走が確定しています。
宗形師のコメントに依れば「今回は道中で脚を溜めて、直線で脚を伸ばす競馬を見てみたいと思います。」とのこと。これまでのレースでも同様のコメントがあった気がするのですが、何故だか指示が徹底されず、半端に出して行く競馬になってしまいます。今度こそは開き直って、後方から末脚で勝負する競馬を見せて欲しいと思います。
２．ローズボウル
重複登録を行って、最後まで出走レースに迷っていた陣営ですが、最終的に9/16の中山・松戸特別（２勝クラス・ダート2400）への出走が確定しています。メンバレベル、距離適性、ハンデ戦であること、何れの面で見ても松戸特別の方がローズボウルには適していると思われますので、今回の陣営の選択はウエルカムです。
9/13には直前追切が美南Wで行われましたが、相変わらず併せ馬では降着をしています。もはや、これが本馬のデフォルトですので、気にする必要な無いと思います。林師のコメントに依れば「春競馬の休み明け初戦と比べても遜色なく動けていると思います。」とのこと。
３．アレグロモデラート
先週の能勢特別に出走して、見事に優勝を飾ってくれました。レース後も馬体に故障などはありませんが、歩様に疲れが見られることから、放牧を挟むことになりました。次走については、回復の具合を見て判断されることになりそうです。
４．ソウルアンドジャズ
美浦TCにて調整中。9/18の中山・未勝利（芝1800）への出走が確定しています。9/13、美南Wで最終追い切りが実施され、70.6-54.9-39.5-11.9（馬なり余力）を計時しています。内容的には終い重点ですが、１週前に速い時計を出しましたので、これで充分と思われます。武井師のコメントに依れば「道中は３頭併せの真ん中で少し行きたがる面を見せましたが、しっかりとコントロールも出来ていました。」とのこと。
５．サミアド
先週、中山・ダート1800でデビュー戦を迎えましたが、結果は13着に大敗しています。敗因としては「距離が長かった」「太目残り」「体力不足」等が挙げられていたことから、体力作りの放牧に出るものとばかり思いましたが、陣営からは続戦の方針が示されています。
竹内師のコメントに依れば「調教では動けていましたが、競馬を走り切る体力が不足していたのかもしれません。次走までにしっかりと乗り込んでいきます。」とのこと。具体的には10/8の東京・ダート1400が有力ですが、間３週で使う決断をされたと言うことは、師としても一定の自信を持って臨んだ新馬戦であり、13着と言う結果は想定外だったのかもしれません。
確かに、美南Wで66.8-51.7-37.7-12.2の時計を出せる馬の競馬とは思えない内容でしたから、１つ使ったことで一変のあることを期待したいと思います。