DMM出資馬の近況 2023/9/27：グランデスフィーダ、ミスティックロア、グランベルナデット、スマイルコレクター、ファイナルドリーム2022、ウァラネージュ2022
１．グランデスフィーダ
9/30の阪神・１勝クラス（ダート1400）への出走を目標に、栗東TCにて調整中です。9/27、栗東坂で最終追切を実施して、52.6-37.8-24.1-11.9（末強めに追う）を計時しています。先週の追い切りで猛時計を記録していることから、直前は終い重点の軽めですが、それでも一杯の２歳未勝利馬を0.3秒追走して0.1秒先着しています。
調教を付けてくれた鷲頭Ｊからは「調教後に少し体の歪みを感じましたが、坂路では真っすぐ走ってくれました。今日の時計くらいなら余裕がありますし、体調はすごく良さそうです」とのコメントが出されており、良い状態で競馬に向かうことが出来そうです。
２．ミスティックロア
チャンピオンヒルズにて放牧中で、今回は課題のテンションをコントロールすることを重点に調教が行われています。牧場スタッフからは「先週は広いところに出るとハッキングになるような感じでしたが、今日は落ち着いて入れました。」とのコメントが出されています。
普段は17-16ペースの軽めで乗られており、ペースアップはもう少し先になりそうとのこと。
３．グランベルナデット
秋華賞への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。前走の疲労も解消して、本格的な調教が再開されています。9/28、美南Ｗで追い切りを実施して、83.0 68.1 53.0 37.8 11.4 （位置6， 馬なり）を計時しています。今回は意図的に長めの時計を出して来た印象で、6Fの83.0は２週前の状態としては十分かと思います。
また、仮オープンが開始された美浦TCの新坂路にも入っており、必然的に脚が上がる分だけ良い影響が出ると考えているとのこと。
４．スマイルコレクター
美浦TCに帰厩してデビューに向けての調整が行われています。9/27、美南Wで初めて時計になるところを乗って、67.0 52.2 37.9 12.1（位置４，ゴール前仕掛け）を計時しています。僚馬メタシアター（２歳新馬）の外を0.1秒先行して、0.2秒先着と言う内容でした。文章で書くと普通な感じにも取れますが、実際の映像をみると、GOが掛かった瞬間から後続を一気に置き去りにしており、本馬の瞬発力の片鱗をみることが出来ました。
斎藤誠師からは「動きは良かったと思います。口向きに課題は残りますが、ソフトなハミにするなど、山元トレセンと連携しながら進められています。」とのコメントが出されています。具体的な目標レースは10/14の東京・新馬戦（芝1400）が予定されており、鞍上には松山Jが確保されています。
５．ファイナルドリーム2022
ファンタストクラブ内・木村牧場に移動して育成が開始されています。この中間は、馴致がスムーズに進みましたが、乗り運動の中で疲労が出て来ているとのこと。牧場スタッフのコメントに依れば「背中とトモが張っているので、量より質という調教メニューを組んで疲れを取りながら馬体重を増やしていきたいです。」とのこと。
６．ウァラネージュ2022
ファンタストクラブ内・木村牧場に移動して育成が開始されています。この中間で馴致が終了し、乗り運動が開始されましたが、生産牧場からの申し送りほど、気性の難しい部分は現れていないとのこと。牧場スタッフのコメントに依れば「止まっていると落ち着かないのですが動かすと集中しますし、手をかけられてきた馬で人の言うことにはしっかり従ってくれます。」とのこと。