YGG出資馬の近況 2023/9/28

YGG出資馬の近況 2023/9/28:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、リリーズブルーム、リナリア、クリスタライズ、ウェルアウェイ2022


1.ラインオブフェイト

茨城県の石井ファームへ放牧に出ています。前走後、鼻出血が認められた本馬ですが、どうも恐れていた肺出血の可能性が高いとのこと。復帰には相当期間の休養が必要と考えられ、年齢を考えるとこのまま繁殖に上がるのも1つの選択肢の様にも思います。

現在はまだ舎飼いの状況で、牧場スタッフのコメントに依れば「飼い葉を食べるのはゆっくりですが、手入れの時などは元気の良い所を見せているのでマシン運動を始めても良いかもしれないですね。」とのこと。

2.ドライスタウト

9/20、テレ玉杯・オーバルスプリント(Jpn3・浦和・ダート1400)に出走して見事な優勝を飾ってくれました。レース後の状態は使ったなりの疲労はあるものの脚元に問題は出ていないとのこと。

これを受けて南部杯(Jpn1)に登録し、無事に選出をされている状況ですが、実際に出走するかの結論は馬体の状態を見て判断される予定です。最新の状況では夏バテの症状からは回復しており、ここから進めて行っての状態次第とのことで、出走判断にはもう少し時間を掛ける予定です。なお、戸崎Jの騎乗については全く可能性がない訳でも無さそうです。

3.トレブランシュ

森本Sにて放牧が続けられています。蹄のトラブルにより頓挫中の本馬ですが、状態は着実に回復基調にあるようです。この中間は3000Mのキャンターまでですが、もう少し乗り込んでから坂路に入る予定とのこと。今回の頓挫の副産物として、馬体重が450kg台に増加しています。以前より、440kg台で競馬に使いたいと考えていましたので、ここで厚みを増した分が身に着いてくれれば、禍の中にも利を見出せたことになるのですが。

4.レーヌドゥール

三重県・名張ホースランドパーク内・きおりステーブルにて放牧を続けています。笠松への移籍前に、ガレてしまった馬体を戻すことに注力しており、既に465klgまで回復が進んでいます。マシン運動は今週で区切りをつけて、来週から乗り運動が再開される見込みです。

5.リリーズブルーム

チャンピオンヒルズにて放牧中が続けられています。この中間も順調で、周回3000Mと坂路1本のメニューで乗られており、馬体重も470kgまで回復しました。外厩からは「そろそろ入厩が可能」との見解が示されており、牧浦師の判断待ちとなります。

6.リナリア

岩城Sにて放牧中です。デビューに向けての体力強化が目的の放牧ですが、ここに来てフケの症状が再発している状況です。フケ自体は生理的な現象であって、やむを得ない状況と考えますが、本馬の場合はその症状が一般よりも重たいことが懸念材料になります。一応、フケを抑える薬の類も最近は有る様なのですが、先ずは薬に頼らずに進めて行くことになりそうです。

7.クリスタライズ

9/25の笠松5R・ローズ特別(ダート1400)への出走を予定しています。ネクストスター笠松への出走を大目標に、平場で1つ使うことが今走の目的です。門別2歳と笠松2歳のレベル格差からすれば、スーパーフレッシュを制したクリスタライズの評価は高いものになる筈ですが、1400が未経験な点と、2戦目以降の成績が冴えない点が、人気を抑制することになりそうです。先ずは、ここを着実に制して、ネクストスター笠松に進んで貰わないと困ってしまいます。

8.ウェルアウェイ2022

森本Sに移動して、育成が開始されています。現在の馬体重は437kg。体重の増加ペースが鈍いですが、環境の変化と運動の開始で、馬格のアップには時間を要する気配です。

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