YGG出資馬の近況 2023/10/25:ラインオブフェイト、ドライスタウト、リリーズブルーム、リナリア、クリスタライズ、ウェルアウェイ2022
1.ラインオブフェイト
石井ファームにて放牧を続けています。この中間もWMで運動を行っている状況。もう少しゆっくりさせた後、施設を移動して乗り運動を再開する予定とのこと。
2.ドライスタウト
武蔵野S(東京・ダート1600)への出走に向けて、栗東TCにて調整を続けています。当初の予定よりも早めに帰厩が出来たことから、時間を掛けた調整が行われており、久しぶりに納得の仕上げで競馬に向かうことが出来そうです。
10/25、栗CWで追い切りを実施して、84.5-68.4-53.9-38.6-11.9(位置9,馬なり)を計時しています。然して目立つ時計ではありませんが、本番までは間がありますし、馬場の外周を走って、確りと負荷が掛けられていると思います。牧浦師からは「1週前の来週にしっかりやる予定で今週はそこまでやる予定はなかったので、併せ馬で先行する形にしましたが、動きは良かったと思います。」のコメントが出されています。
3.リリーズブルーム
10/29の京都・未勝利(ダート1400)への出走に向けて、栗東TCにて調整を続けています。10/25、栗CWで鮫島良太Jを背に最終追切を実施して、55.3-40.3-25.8-12.3(馬なり)を記録しています。終いをの伸ばすだけの内容で、全体時計は目立ちませんが、直前追い切りなのでこれで充分と言うことでしょう。鮫島Jのコメントに依れば「動きは良かったですよ。時計に関しては指示通りで、終いどれだけ動けるか反応を見る形でしたが動けていたと思います。」とのこと。
また、牧浦師からは「周りを気にする面があるので、流れに乗って後ろから突かれるような形であれば調教のようにしっかり走れると思うんですけど、前走のような感じになると気を使って走ってしまうので、スタートを決めて欲しい所です。」のコメントが出されています。
2人のコメントを読んだ印象としては、前走時よりも状態は上がっている印象なので、後はダート適性の有無になると思います。
4.リナリア
美浦TCに帰厩して、レースに向けての本格的な調整が開始されています。10/25、美南Wで2歳新馬3頭の併せ馬を実施して、87.0-70.2-55.8-41.3-13.5(位置7,馬なり)を記録しています。リナリアとしては初時計ですが、数字自体はスローに抑えられています。特にラスト1Fが加速していない点が気になったのですが、これは遅れた2番手の馬を待ったことに因るもので、動画を見る限り余裕があって、3頭の中では最も脚色が良く見えました。
伊坂師のコメントに依れば「普段の感じだとすごく緩くて重たい感じはするんですけど、追い切りに行くと良いですよね。色々と時間は掛かってしまいましたけどトモがパンとすれば頑張ってくれそうな感じはあります。」とのこと。また、ゲート試験前に見られた右トモが落ちる様な感じも今回は見られない様で、師からも好評価を貰えた印象です。
デビューまでにはもう少し追い切りを重ねることになりそうですが、このまま本番を迎えることが出来そうです。
5.クリスタライズ
10/26の笠松9R・星月夜特別(ダート1400)への出走が確定しています。鞍上は名古屋のトップジョッキーである岡部誠Jに最騎乗して貰えることになりました。突っ走るだけの競馬になってしまい、デビュー戦以降の伸びしろの見えない本馬ですが、今走では溜を作る競馬に挑むことになると思います。コンプレッションフードを使用することで、気性面に変化の出ることを期待しています。
6.ウェルアウェイ2022
北海道・森本Sにて育成を開始しています。現在の馬体重は456kgで、9/25の測定値に対して19kgの増加になります。但し、これは左蹄の外傷に因り運動を休んだ影響も考えられ、芯の部分の成長と言えるかは不明です。