GF出資馬の近況 2023/11/18

GF出資馬の近況 2023/11/18:ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ソウルアンドジャズ、ビクトリーフォース、サミアド、ナスノシベリウスの22、レディオブフィフティの22、レーヌジャルダンの22


1.ローズボウル

山元TCにて放牧が続けられていましたが、11/17、美浦TCに帰厩しています。ここから12/9の中山・2勝クラス(ダート2400)への出走に向けて調整をしてゆくとのこと。山元TCを移動する際の馬体重が523kgまで増加していますので、先ずは絞って行く必要がありそうです。

2.アレグロモデラート

11/11、修学院Sに出走して6着でした。惜しくも掲示板を逃しましたが、昇級戦としては及第点の内容であったと思います。レース後の状態は歩様に硬さが見られることと、筋肉に張りを感じることから、ノーザンF天栄に放牧に出されています。復帰は来年とのこと。来年には5歳になりますし、続けて使えない状況は何とも厳しいです。

3.ダイヤモンドフジ

信楽牧場にて放牧中。左前の蹄踵に炎症を生じたことから休養をしている状況ですが、半月を経過して良化のペースは遅い印象です。現状は乗り運動中は問題ないものの運動後に歩様に出てしまうとのこと。原因のハッキリしない点が難しい状況です。

4.スマラグドス

11/11、京都・1勝クラス(ダート1800)に出走して4着。勝ち負けの期待されたレースでしたが、4ターンの全てを大外を回る距離ロスがあまりにも大きなレースでした。レース後も脚元に問題は無いとのことで、中2週で続戦する方針が示されています。鞍上は田口Jの継続騎乗が予定されており、若手騎手競争で失地回復のチャンスが与えられた格好です。

西園師のコメントに依れば「行き切れないまま1コーナーに入り、外々を回る形になってしまいましたが、ジョッキーともその辺りをしっかり話した上で乗ってもらおうと思っています。次こそは結果を出したいですね。」とのこと。陣営として問題点は明確化されている様なので、同じミスを繰り返すことの無い様に指示を明確化して貰えればと思います。

5.ソウルアンドジャズ

ノーザンファーム天栄にて放牧中です。前走予定を挫石による歩様の乱れから回避した本馬ですが、想定以上に順調な回復が進んでおり、この中間では坂路14秒ペースで乗られています。蹄の不安も解消したとのことで、このまま順調に進めば中京開催の最終週を目標に出来る見込みが立ちました。東京で使えなかったことは大きな悔いが残りますが、同じ左回りの中京で結果を期待したい所です。

6.ビクトリーフォース

山元TCにて体力強化が図られて来ましたが、11/10、美浦TCに帰厩しています。美浦TCに入厩後は新坂路を中心に乗り込みが進められており、11/16には美南Wで最初の追い切りが行われています。時計は69.7-53.8-38.3-12.2(一杯に追う)で、古馬OPの僚馬の外を0.7秒先行して0.8秒遅れています。流石に相手が格上過ぎる印象ですが、一杯に追った時計としてはラストを11秒台で上がって欲しいところです。追い切りで動かないローズボウルと併せて、自信を付けさせて貰えると良いと思います。

7.サミアド

ケイツーSに移動して骨折の療養に入っています。牧場スタッフのコメントに依れば「まだ患部に熱感があるものの、触診反応はありません。馬房内では落ち着きもあって、リラックスした雰囲気で過ごしています。」とのこと。

8.ナスノシベリウスの22

エクワインレーシングにて育成中です。10月初の調教中に疲労に依る歩様が乱れが生じたことから、騎乗運動を中止。現在は夜間放牧を行いながら経過観察が続けられています。夜間放牧では充分な運動量が確保出来ていることと、現状は右前球節の状態が安定して歩様の乱れもないことから、11月末には育成厩舎に戻せる見込みとのこと。現在の馬体重は426kg。

9.レディオブフィフティの22

社台Fのイヤリング厩舎に入場し、日中の馴致と夜間放牧が行われています。本格的な育成の開始が遅れたこともあり、現在の馬体重は586kgまで増加しています。流石に太すぎる印象ですから、ここから乗り込んで行って絞られることを期待しています。

牧場スタッフのコメントに依れば「各パーツが大きいので見た目のバランスは整っているように感じます。力強い動きを披露していますが、集団から離れて1頭で馴致を行う際は少し寂しがっているような様子や、力任せな動きも見られますので、注意して進めていきます。」とのこと。

10.レーヌジャルダンの22

社台Fにて本格的な育成が行われています。この中間は週4回の坂路入りを目指して調整が行われており、坂路も57-54秒ペースまで進んでいます。現状のメニューにも慣れて来ているとのことで、近日中には1日2本登坂の開始も予定されています。牧場スタッフのコメントに依れば「相変わらず穏やかな性格で、先頭でも物怖じしないメンタルの強さを持っています。僚馬をリードしてくれる頼もしい存在です。」とのこと。恐らく、グリーンファームの1歳馬の中ではトップクラスの進捗状況にあると思います。現在の馬体重は478kgまで絞られて来ました。

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