DMM出資馬の近況 2023/12/31:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター
1.グランベルナデット
12/24、サンタクロースSに出走。正直、現在のグランベルナデットには3勝クラスが実力相応であることが確認されたレースであった思います。即ち、「3勝クラスを勝ち上がる相応の能力を積み上げて、オープン入りを目指す」と言う目標が明確になりました。
レース後も脚元に問題はなく、既に馬体重も519kgまで増加しています。在厩のまま続戦する方針ですが、具体的なレースは確定していません。一つの候補として今年は小倉で開催される愛知杯への出走が検討されていますが、「地道に3勝クラスを勝ち上がる」と言う考え方には反してしまうところが悩ましい気がします。
2.グランデスフィーダ
湘南馬事センターにて骨片除去手術後のリファビリが行われています。12/20、獣医師に依るレントゲン検査の結果、骨膜がきれいに消えていることが確認されました。これを受けて、来週からWMを用いた運動が開始される予定です。
3.ミスティックロア
12/28、立志賞(中山・ダート1800)に出走して2着でした。勝ち切れなかったことについては、テンションを考慮して攻め馬を控えてのレースであったことも影響したとのことですが、スタートの遅れや、仕掛けの遅れなど、その他の改善点も多数見られたレースでした。
そう言う意味では、続けて使うことで競馬に慣らすことが肝要なのですが、それ以上にテンションのケアが優先される状況に変わりはありません。矢作師からは使えるなら続戦の方針が示されており、その場合は中1週の京都で使うものと予想します。(中2週以上を空けるのであれば、短期放牧に出す可能性が高いので。)
4.シンハナーダ
ノーザンF天栄にて療養が続けられています。2度の骨瘤の発生に加えてトモに外傷を負うなど、想定外の長期療養が続けられている本馬ですが、漸くポジティブな更新情報が出て来ました。現時点で歩様に問題は出ておらず、トレッドミルを再開できる目途が立った様です。もっとも、乗り出して歩様が乱れたケースが過去にも発生していますので、ここまで来たら慎重に直し切って欲しいと思います。
5.スマイルコレクター
山元TCにて調整中です。入場時は馬体がガレてしまい、毛艶も冴えない本馬でしたが、少しずつ回復基調にある様です。課題のテンションについても、物音に敏感に反応する面は変わりませんが、何もなければ落ち着いているとのことで、少しずつでも精神的な成長の見られることを期待したいと思います。