GF出資馬の近況 2024/1/11：ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ソウルアンドジャズ、ビクトリーフォース
1．ローズボウル
1/8、中山10R・招福Ｓ（３勝クラス・ダート1800）に出走して３着に健闘しました。ハンデ戦ではあったものの、３勝クラスでも戦えることを示す内容の結果になったと思います。レース後はトモに多少の張りが見られるものの許容範囲内との判断から、中１週でアレキサンドライトＳに向かう方針が示されています。圧倒的な中山巧者となった本馬としては、中山開催の間に数を使いたいところでもあり、この続戦はウエルカムです。
２．アレグロモデラート
1/13の小倉11R・愛知杯（G3・芝2000牝・ハンデ）への出走が確定しました。格上挑戦になりますが、クラブの先輩であるマキシマムドパリも昇級戦で本レースを制しており、是非とも後に続いて欲しい所です。斤量が51kgと恵まれた上に、鞍上には好相性の富田Ｊが確保されており、一発を狙うための環境は揃ってきたと思います。
1/10、栗CWで追い切りを実施して99.1-82.2-66.8-52.2-37.4-11.6（一杯に追う）を計時しています。武井師からは「先週末に栗東入りし、今朝は富田騎手を背にウッドチップコースで追い切りました。道中は馬場の８分所を通り、折り合いも付いて、大きなストライドで走れていました。終いも軽く促されただけで力強く加速し、最後まで素晴らしい動きでした。」のコメントが出されており、何時もながらの高評価コメントになっています。
また、富田Ｊからは「体調も良く、惚れ惚れする動きでした。他の馬が多い時間でしたが、周囲を気にすることもなく集中して走れていました。」と、こちらも好印象を告げるコメントがされています。
３．ダイヤモンドフジ
信楽牧場で放牧が続けられています。この中間も乗り運動が行われており、週２回の15-15のメニューを消化しています。現状で蹄の状態は安定して、歩様も安定しているとのことで、このまま運動を重ねて良化を促すとのこと。
４．スマラグドス
1/13の五条坂特別（京都・２勝クラス・ダート1900）への出走が確定しており、鞍上は田口Ｊの継続騎乗となります。1/10、栗東坂で最終追い切りを実施して、53.7-38.3-24.8-12.7（一杯に追う）を計時しています。西園師のコメントに依れば「この中間も順調で、本日坂路単走で時計を出しました。単走でも終いまでしっかり動いていました。」とのこと。
同レースには２勝クラスは明らかに通過点のミスティックロアが出走して来ており、これを嫌ったのか特別登録馬から７頭も出走馬が減ってしまいました。実質的に抜けた１強の状況ですが、見方を変えれば２着までは混戦なので、スマラグドスにもシッカリと賞金を稼いで欲しいと思います。
５．ソウルアンドジャズ
ノーザンＦ天栄にて放牧が続けられています。目標レースが３月のため、まだ始動開始の状況ですが、年明けからは坂路14-14を含めた乗り込みが開始されています。当面はこれくらいのメニューで進められる模様。
６．ビクトリーフォース
山元TCにて放牧が続けられています。昨年末から坂路15-15を再開し、今週は14-13まで時計を伸ばしているとのこと。牧場スタッフのコメントに依れば、「競馬を経験したことで、前向きさも出て、今のペースなら余裕を持って登坂出来るようになりました。スリムだった馬体に、徐々に筋肉が付いてきています。」とのことで、久しぶりにポジティブなコメントが見られた印象です。